Mへ（手紙送付）

留置所へ送った手紙
（2007/07/14）

Ｍが逮捕されてしばらくしてからの話。
面会も何時になるかわからないという事で、私はMに手紙を書いた｡
それは、その時の自分の気持ちとこれからのことだった｡

・ただ、このような結果になったのはとても残念ですが、貴方のやった事は
人として許せません。離婚をすると私は心に決めています。この家も出て行きます。
・自分が犯してない罪の疑いをかけられているのならそれは徹底して否認して戦います。でも、貴方が行った事が事実であればそれは素直に認めて下さい。
・でも、生まれ変わったらまた一緒になれたらいいと思います。

こんな内容だった｡実際には手書きで４,５枚にわたる手紙であったが｡
しかし、不思議な物で離婚すると決めていながら「生まれ変わったら一緒に慣れればいいと思います」と書いた自分が不思議だった｡だが、面会、そして裁判を通して、そのような気持ちもドンドン消えていったが｡
当時は寂しさよりも、現状をやり直したいという気持ちが強かったのを覚えている。

だが、この手紙の返事は１月待ってもこなかった｡
私はずっと「離婚するといってくれるだろうか･･･」と心配していた｡
そして、やっと面会許可が下りるのである。