401448 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

癒しのサロンsunsmile 水響のつれづれ

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2011.12.06
XML
カテゴリ:映画
  
月曜日に、渋谷ユーロスペースへ、
「サルトルとボーヴォワール 哲学と愛」を観にいってきました。


渋谷ユーロスペースは、2スクリーンの小さな映画館でしたが、
ロビーには老若男女問わずたくさんの人々があふれていて、熱気がすごい。

素敵な映画館でした。


恥ずかしながら、私は今回初めてその存在を知ったのですが、
伺うことができて、本当によかったです。

…というのも、これから上映する映画で、
絶対に観たい!というものに出逢ってしまったから。(笑)


■ドキュメンタリー映画
「宮大工 西岡常一の遺言 鬼に訊け」~千年先にいのちを繋ぐ


です。チラシには、
「鬼」と称せられ法隆寺の昭和大修理、薬師寺の伽藍復興に一生を捧げた匠の生涯、

という説明とともに、宮大工・西岡常一さん(1908-1995)の

「木を切るっちゅうことは、命を二つに分けるということ」

「そんなことしたら木が泣きよります。」

「千年の檜には千年のいのちがあります。建てるからには建物の命を
 第一に考えなければならんわけです。風雪に耐えて建つー
 それが建築の本来の姿やないですか。木は大自然が育てた命です。
 千年も千五百年も山で生き続けてきた、そのいのちを建物に生かす。
 それが私ら宮大工の務めです。」

というお言葉が紹介されていました。


2月4日から公開とのこと、絶対に観にいこうと思います。(^-^)



…と本題からそれてしまっていました。(^^ゞ

「サルトルとボーヴォワール 哲学と愛」も面白かったです。

映画では、二人が出逢った1929年から、その存在が世界的に
知られるようになる1949年までが丁寧に少しユーモラスに描かれていました。

第二次世界大戦をはさみ、時代も人々も価値観も大きく転換したときを、
思想家として一人間として、苦悩や葛藤を抱えながら自らの信じる思いや信念を貫き、
世界中の若者に影響を与えていった二人の姿。

自分の信じるものを、心底信じて伝える言葉には、
人々を巻き込む大きなチカラがあるのを感じました。


映画で描かれていたことは、すべて事実だそうで、
ここにある真理にも感慨深さを感じていました。


ところで、哲学者サルトルの
実存主義「実存は本質に先立つ」という思想には、
映画をとおしてはじめて触れましたが、

「人間は自由である、
 人間はなりたいものになるために自由に選択と行動を行い、
 自ら創りあげることができるのだ」

という考え方には深く納得。


時間ができたら、サルトルの著作も読んでみたいなぁと思っています。
(難しくないといいのですが…!苦笑。)






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2011.12.08 18:42:27
コメント(0) | コメントを書く
[映画] カテゴリの最新記事


PR

Profile

sunsmile 水響絵美子

sunsmile 水響絵美子

Keyword Search

▼キーワード検索

Archives

2024.06
2024.05
2024.04
2024.03
2024.02
2024.01
2023.12
2023.11

Calendar

Freepage List

Comments

ルート2@ Re:三日目は、大神神社と三輪山で聖なる深遠な時間を。(2)(11/08) 大神神社、石上神宮の旅を書いて下さって…
sunsmile 水響絵美子@ Re[3]:不思議な生物たちとの出逢い。(05/07) Takako Ishiiさんへ 返信が遅くなってし…
Takako Ishii@ Re[2]:不思議な生物たちとの出逢い。(05/07) 元気にやってます(*'▽') ありが…
sunsmile 水響絵美子@ Re[1]:不思議な生物たちとの出逢い。(05/07) Takako Ishiiさんへ ほんとうにお久しぶ…

Favorite Blog

とても・いいもの … rena315さん
anela2006の日記 anela2006さん
幸福な時間 あなた… おけおけ999さん
てんぷすどっとこむ 巫女6073さん
生中継2006 ベ… くみ1978さん

© Rakuten Group, Inc.