癒しのサロンsunsmile　水響のつれづれ

一ノ倉沢のトレッキングコースは、
４分の３くらいは、整備された歩きやすい道のため、
時間さえあれば、私のような初心者でも、のんびりと心地よく歩くことができるのですが、


残りの４分の１が、驚くほど急な傾斜の道（旧道と新道をつなぐ斜面の道）と、
このような清流を岩を伝って渡る場面が２箇所あり、


少しドキドキしました。^ ^


もちろん、傾斜の険しい道にはロープや鎖があって、
フォローされているので大丈夫なのですが、
（歩きなれている方々には、なんてことない道だと思います。^ ^）

ただ初心者の私にとっては、ちょっとしたピンチで、
（冒険心はくすぐられますが、、、）

とくに今回は時間もなく、
ささっと駆け足で進まなければいけない状況でもあったため、
険しい道に出くわすたび、一瞬ドキドキっとしていました。



でもそう思った瞬間、それまでずっと後ろから見守ってくれていた夫が、
前にすっと出てきて、

「先に行くから、同じように歩いてみて。」や
「ちょっと待ってて。調べるから。」など、

さりげなく温かく大きくサポートしてくれて、胸が熱くなってばかりいました。


「ありがとう」の思いががどこまでもどこまでも広がります。
夫の温かさ、頼もしさ、優しさに心がずっとポカポカしっぱなしの時間を
過ごしていました。(^-^)

*

マチガ沢を抜けると、厳かで清らかなブナ林がつづきます。





そして、一ノ倉沢へ。その手前には静かな清流が。
。

この水、ものすごく冷たくて、その中に手を入れると一瞬にしてしびれます。
同時に、一気に浄化されていきます。

驚くほど厳かで、すみずみまで澄みわたる場所でした。

*

一ノ倉沢を抜けると、濃い緑の深い道に入っていきます。





力強い生命エネルギーに満ちていて、深いところからやわらかく優しく
活性化されていきます。とても心地がいいのです。


駆け足で通り抜けながら、心地よさにひたっていました♪


３０分くらい歩いた先に、旧道から新道へ抜ける急勾配の道が出現です。
最高潮に、ドキドキしました。笑。

ふと、たった今降りてきた道を振り返ると、こんな感じでした。



河原全体が白い石（岩）におおわれている川沿いを歩いたり、
（この河原では、ビニールシートをひろげて、食事をのんびり
楽しんでいるご家族がたくさんいらして、素敵でした♪）

清流を渡ったり、ゆるやかな下りの坂の道を駆け足でかけぬけたりしながら、
山を抜け、

出発してからちょうど３時間後の１３時２０分、
土合駅に戻ることができました。


一歩前に進むたび、ひとかけらずつ不要なものを手放していったような道中。
歩き終わったあとには、驚くほど、身も心もシンプルに軽くなっていました。


深いところにひそんでいる不要なもの（エネルギー）を
自然に心地よく手放していきたいなぁと思われる方には、
とてもオススメのコースです。(^-^)


ただ私たちは、こんどは一日かけてゆっくりのんびり歩きたいなぁと思っています♪