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蘇芳色(SUOUIRO)~耽美な時間~

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2016/01/27
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カテゴリ:古典芸能・観劇
新春恒例の萬斎さん狂言観劇。彼の狂言を見始めたのが、ちょうど前回の申年だから......もう12年になりますかね。
1度だけ卯年は都合で見られませんでした。ということは、12回目の萬斎新春狂言ということですね。

暫くは、この新春と夏の狂言会と年に2回観ていましたが、ここ数年は新春のみ。(だって去年狂言会のチケット代がS席¥10,000になったんですもの!客足が遠のいたのか、今年はまたS席¥7,000に戻ってました)

何はともあれ、新春は萬斎の謡初「雪山」を聴かないとお正月という気分になれない身体になってしまいましたウィンク


番 組

謡初 「雪山」 野村萬斎 他

レクチャートーク 野村萬斎


「文荷(ふみにない)」

太郎冠者 野村万作 
主    竹山悠樹
次郎冠者 石田幸雄


素囃子「神舞(かみまい)」



「猿聟(さるむこ)」

聟猿    野村萬斎
舅猿    深田博治
太郎冠者猿 月崎晴夫
姫猿    高野和憲
供猿    中村修一
供猿    内藤 連
供猿    飯田 豪


今年は萬斎さん含め5人での連吟。少し声が掠れている人が混ざっている気がして、それならば、萬斎さんの低く渋めのお声の独吟で「雪山」を堪能したかったかも。

レクチャートークは、相変わらずの飛ばしっぷりで楽しゅうございました。萬斎さんはわざと?つっかえたり、ゆっくり語りかけたり、内容もユーモア溢れていて、番組内容がよく分かりましたね。
特に最初の番組「文荷」について、けっこうきわどいことも言われていました。
この狂言は、主人がパーティ(萬斎さん談)で出会った稚児から、「今晩のパーティにも来てね」というメールというか手紙が来て、その返事を太郎冠者と次郎冠者に届けさせようとするが……というものだそう。
萬斎さん曰く、「これははっきり言うと、ロリータホモセクシャルということですね」と、そんなはっきりとおっしゃってからに。さらに続けて、現代では女の人が女性アイドルをかわいいと好きになることはあっても、男の人が男性アイドルのファンになるということは、あまりないのではないか。しかし昔はそういうことがあった。能の創始者、世阿弥には足利義満というパトロンがいた。彼は当時の将軍である。今の首相にそういうのは…ありませんよねって、まあ、ないでしょうね?(笑)
そう考えてみれば、今と比べて昔(明治以前)は性に関しておおらかでしたね。稚児とか若衆とかいましたもんね。もちろん今も同性愛は存在するわけですが、どこか「異端」という目で見られていませんか。

萬斎さん、素囃子と「猿聟」についてもレクチャーして退場。

そして「文荷」
萬斎さんのレクチャー通り(笑)、主に頼まれた文を、太郎冠者も次郎冠者も、主の奥方の怒りを買いそうだと拒否。主が怒り、刀に手をかけたものだから、二人とも大慌てで「文を届ける」と言う。本来なら一人で事足りるのだけれど、次郎冠者に相手の稚児の家の場所を覚えさせるために太郎冠者と同行させるとか。芸が細かい(笑)
お互い、稚児への文(主からのラブレター)を持つのを嫌がり、少し歩いては相手に押し付けていたが、それならと棒にくくりつけ、二人で担ぐことにした。それでも重く感じるのは「恋重荷」だからだと言う。能の「恋重荷」のパロディらしく、その一説をうたいながら運ぶ途中で我慢できなくなり、とうとうその文を開いて読み始めた。さんざんこき下ろしながら引っ張り合ううちに、文が破れてしまい、慌てるも、仕方がないと扇で飛ばしているうち、主がやってきて、その光景を見てしまう。怒る主に対して、太郎冠者と次郎冠者は、破れた手紙をたたんで「お返事にございます」と渡そうとする。それは無茶だ(笑)最後はお決まりの「やるまいぞやるまいぞ」で退場。
万作さんの太郎冠者、独特のとぼけた感じがでていました。

休憩をはさんで素囃子「神舞」

笛の艶やかな音色で始まる「神舞」
舞台には、緋毛氈をひいた床几と、その両側に桜の木があり、幻想的でした。緋毛氈の上で見えない何者かが激しく舞っているような気がしました。

「猿聟」
12年前の申年に見た番組は「靭猿」でした。今回は「猿聟」
この「猿聟」、ほんとに申年にふさわしい猿づくしでした。
まず登場人(猿?)物が全員猿。太郎冠者も猿。なにより主なセリフ以外は全部「きゃあきゃあきゃあ」と、猿の鳴き声を模しているのです。さらに全員猿の面をつけているのですから。(しかしあの面をつけると視界が狭まりますね)
聟猿の登場シーンも、橋掛かりからピョコンと顔を出して、愛嬌のあるお猿さんぶり。頭や体をかくしぐさをしたりと、まさにお猿さんのお猿さんによるお猿さんための狂言。
聟猿と舅猿が酒宴の席で舞を披露するシーンも、人というより、動物園でオリの中のお猿さんを見ているよう。
しかし面をつけたままでのあの舞はすごいなの一言。

盃を回すときの供猿たちのやりとりも、それぞれの個性が出ていて面白かった。(まるでアドリブのような感じだったんですけど、あれは決まった演技なんでしょうか)


申年の新春は、恒例の「雪山」以外に、猿づくしの「猿聟」で大満足なのでした。









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最終更新日  2016/01/27 11:09:17 PM
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