技巧的スキャットのロシュフォールカヴァーあり COLLAGE / Me randame linnast linna
SUBURBIA SUITE 愛好家の頁 2 【Scat,Humming,Whistle】 - Frank Whistle, Free-Style - サバービアスイート愛好家のページを更新しました。個人的に聴くことのできたレコードについて、満足度を五つ星評価しており、防備録も兼ねています。口笛、スキャット、コーラスの項、後半。サバービアスイート中、最も同名グループが多いCOLLAGEですが、こちらは全くつかみどころのないスタイルで評価に困る。硬く強張ったクラシカルな発声の宗教曲があれば、柔らかいコーラスに包まれたソフロ、クールなボッサ、ジャズ、果ては牧歌?のようなほのぼのスタイルもあり。エストニアは合唱が大変盛んな国ですので、彼らもコーラス好きが嵩じて古今東西の曲に手を出すようになったのでしょうかね。ただ、キャラバンの到着(ロシュフォールの恋人たち)のカヴァー曲"Me randame linnast linna"は珠玉の出来。オリジナルはなかなか手に入れづらいようですが、便利な2枚組ベスト盤「parimad lood 1970-1976」で主要曲ほとんどを網羅できると思います。スウィングルシンガーズに成れなかったQuireは一曲目以外パンチがなく残念。Jumping Jacquesは名盤「Sugar & Spice」からのカットEP。Voices In Latinのレコードはソフロの項でも触れられていますが、何度でも登場させたくなる気持ちが良く分かる、素晴らしい名盤。ランタイム28分という潔さで素晴らしいスキャットを聴かせてくれます。 Collage / Collage ★★★☆ Christiane Legrand / Of Smile And Tears ★★★★ Quire / Quire Is A Choir ★★★☆ The Jumping Jacques / Offbeat Fugue ★★★☆ Milton Nascimento / Milton ★★★★ Luiz Bonfa & Maria Toledo / Braziliana ★★★★☆ Astrud Gilberto / Beach Samba ★★★★ Voices In Latin / Something Cool ★★★★☆ Boulou / The 13 Years Old Jazz Sensation From France ★★★★ GARY McFARLAND / Soft Samba ★★★※雑誌RELAX掲載のフリーソウル2001での重複掲載、かつ既発コンピ未収録曲を含む作品を緑字としています。※どちらにも出典のない、つまり本サバービアスイート読本のみで参照できる作品は紺字としています。