蓮根練って羊羹作ってしまった中年社長
奇跡の食材「レンコン」天然純度100%のパウダーで作るグルメ私の友人、と言ってもかなり年上なのだが、脱サラして会社を興したお父さんがいる。何回かブログで紹介させてもらっているのだが、レンコンのパウダーを作っている親父だ。あまり知られていないのだが、レンコンには様々な薬効がある。漢方では万能薬の如き扱いをされているそうだ。何しろ蓮の葉はお釈迦さまが乗っかっている葉でもある。ダイエットにもいいらしい・・・。レンコンにはムチンという物質が含まれていて、食材として加工すると歯応えや粘り気が生まれ心地よい食感を作り出す。保水性もいいので、うどんなどに練り込むと、大したコシの強さが生まれるのだ。所謂麺のコシというのは保水性の有無から由来しているのだそうである。実際、レンコンラーメン(水戸ラーメン)レンコンうどん(讃岐バージョン)を作り出した。ただ、思うようには売れていないらしい。そして、今回筑波山の旅館組合とタッグを組んで「つくばうどん」なるものを売り出すらしい。その先駆けとしてかどうかは知らないが羊羹まで作ってしまった。まだ試作の段階だが、食感は餅のようだ。甘さも控え目で、歯応えのいいウイロウのようでもある。どこで売るのか知らないが、お目にかかったら是非食べてやってください。彼の開発に賭ける熱意は素晴らしいのだが、いかんせん成果が上がらない。少しでも借金を減らすために、なんとか「レンコン」をメジャーに出来ればと思うのだが・・・せめて名前だけでも覚えてもらえれば幸いです。友人として、ちょっとだけ宣伝させて貰いました。