テーマ:鉄道(21835)
カテゴリ:旅鉄・東日本
夏の青春18きっぷのシーズンが始まったが、仕事が重なっていまだに切符の購入すらできていない・・・
今日は前回、春の18きっぷシーズンに行った「日帰り房総半島一周+α」の旅前編を紹介させていただく。 この夏、ちょっとした小旅行を楽しみたい方の参考になれば幸いである。 南流山を起点に武蔵野線、京葉線、内房線、外房線、東金線、総武本線、成田線、常磐線と乗り継いで柏までを一日で回る旅であるが。 まずは内房線の木更津を目指す。 頑張って6時前の東京行き快速に乗り、南船橋にて京葉線に乗換えると木更津には7時半過ぎには着く。ここでのお目当ては「鉄子の旅」1話に出てくるJR久留里線である。 30分ほど待ち時間があるので、木更津の駅周辺を散策。 タヌキが町のシンボルらしく、可愛いタヌキの置物が町の至る所に置いてある。 08:15、木更津発の925D列車は嬉しい気動車キハ30形である。 発車後20分ほどすると車内の何人かがソワソワし始める。カメラを持った人たちはなぜか運転席近くのドアに終結している。 間もなく横田駅着。 みんなが運転席窓越しに行われる儀式をカメラに収める。 そしてすぐに出発する列車に乗り遅れないようにそそくさと車内に戻る。 そう、私を含め何人かは、現在ではすっかり珍しくなった「タブレット交換」を見るために、この久留里線に乗車しているのである。 09:01、久留里着。 私はこの先の終着駅である上総亀山まで行きたいので、1時間ほど久留里駅周辺を散策することにする。 久留里周辺は「生きた水の里」ということで、何箇所か湧き水が飲める場所がある。また久留里城もあるが、1時間で行って帰って来れそうもない。 ここ久留里駅でもタブレット交換が行われるため、次の列車へ渡すタブレットが待機している。 09:56の上総亀山行きに乗り、終点にてすぐさま折り返す。11:31木更津に戻ってくる。 内房線の下り電車は11:39発。ダッシュで改札下の駅弁屋に駆け込み「やきにく弁当」と「バーベQ弁当」を調達。 浜金谷など東京湾の風景を楽しみながら駅弁を堪能。 終点の安房鴨川には13:36着。 ここまでの行程は前日までに綿密に練っておいた。というのも、 13:39、安房鴨川発の特急「わかしお18号」は勝浦までの間、普通列車として運転されるため、青春18きっぷでも特急車両に乗れるためである。 普通乗車券で乗れる特急列車としては宮崎~宮崎空港間、蟹田~木古内間が有名であるが、それらの区間はあくまで特急列車しか運行していないためである。 こちら安房鴨川~勝浦間は前後1時間以内に普通列車の運行があるが、「首都圏としては」列車間隔が開いてしまうため特別に普通列車として運行しているのであろうか。 8時台と19時台にも同様の運行があるが、プチ旅としてのスケジュールには合わない。昼の13時台だからこそ狙い目なのである。 14:08、勝浦着。20分足らずであったが特急の贅沢なシートを楽しめた。 14:19、千葉方面行きの普通列車に乗り、15:21、大網(おおあみ)着。 15:41、大網から15:58、成東(なるとう)着は東金線。ちなみに両駅は東京近郊区間にあるため格安大回りの旅の際にも利用できる。 次の総武本線まで30分ほどあるので駅周辺を散策。30分もあれば十分見て回れる。 16:29、成東発で銚子に17:28着である。3月だったのであたりは暗くなり始めていた。 (後編へ続く) にほんブログ村 鉄道ブログ ローカル線へ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Aug 9, 2008 01:17:29 AM
コメント(0) | コメントを書く |