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臨時教員を考える 加藤ブログ

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September 10, 2007
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カテゴリ:臨時教員

小・中学校での退職教員が1000名を超えているのに
     なぜ教員採用者数が小学校600名、中学校280名、合計880名なの?                                

1. 定数内臨時教員が激増の埼玉県

 埼玉県の教員採用者数は、ここ3年以上、小学校600名、中学校280名と変わっていません。ところが、ご存知の通り団塊の世代の定年退職者が順次出てきています。さらに学校現場の多忙や子どもの変化の対応に手こずるなどの理由から早期退職者数も多く、予想以上の人たちが学校を去っています。
  一方、児童生徒数は、前年度より増加してきているのです。ということは、県教委は正規員数を抑え、その分臨時教員で賄うということをしていることになります。
  教員数は、毎年5月1日付けで文部科学省に報告されます。次の表は、県教委公表による2006年度と2007年度の定数内臨時教員(県費)の人数です。
           

          2006年度     2007年度    増減     増員割合
小学校      1004名       1125名     +21名       112%
中学校       795名       1007名    +212名       127%
高校(全日)    123名        173名     +50名       141% 
高校(定時)    154名        204名     +50名       133%
支援学校      304名       350名     +46名       115%

 これでわかるように定数内臨時教員(県費)の採用人数が前年度よりずいぶん伸びていることがわかりますね。つまり、退職教員の補充を臨時教員でまかなおうという意図がありありと見てとれるのです。                                   

                                  加藤ブログスタッフ ワンワン小次郎







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Last updated  September 10, 2007 05:58:44 AM
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