臨時教員を考える　加藤ブログ

２．臨採教職員の勤務条件の悪さや給与待遇の低さはおかしい！

　その後、臨採の先生といろいろお話しをする機会がありました。勤務条件や給与待遇での悪さについては驚くことばかりでした。多くの職場では、このようなことを知らないまま臨採の先生も同じく校務分掌などを分担してもらっていると思います。

　また、職員会議での発言なども校長に反対するような意見など絶対にできないと言います。採用試験に提出する校長の「人物考査書」に何を書かれるかが分からないから発言は控えると言います。何を言われても「はい、　はい」と返事をすると言います。嫌なことでもすすんで引き受けると言います。休みたくても休めないとも言います。

　臨時教職員の産休はありません。臨時の臨時などあり得ないと言うのです。おかしくありませんか。また、給与も正規の先生の６割から８割程度です。仕事はまったく同じなのにおかしくありませんか。

　ヨーロッパでは、　「同一労働同一賃金」というのが当たり前です。ドイツなどでは、パート労働者は労働時間が少ないので生活保障のために120％支給となっているそうです。日本では、非常勤教職員の場合ですと給与は半額ないしそれ以下の自治体があります。ひどすぎます！　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

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