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カテゴリ:FJ ファザーリング ジャパン
「父親たちで考える保育園待機児同問題 ~ いったい何が課題なのか?」
というフォーラムが、東京で開催されました。 開催案内は、こちら。 開催報告は、こちら。 開催報告にある、企画趣旨、父親たちの意見、あげられた課題。 どれも、共感できる部分がとても多いです。 その中で、「保育の質」にも注目しようという意見がありました。 ・入ることだけが目的化してしまうのではなく、親としては保育の「質」もしっかり見定めたい。 「保育の質」とは何か?という定義のようなものを論じる力は、今の私にはございません。 ここでは、事前の情報収集のようなことを扱います。 保育園を選ぶとき、どのように選んでいるでしょうか? もちろん、人それぞれでしょうが、一般的には、自宅と勤務先を中心に考えるだろうと思われます。どちらかの近く、もしくは、その中間(通勤経路上)にある保育園を候補に上げるのではないでしょうか? 通園の利便性(と通勤との兼ね合い)が主眼ですね。 この場合、「保育の質」は問題にされていません。立地第一です。 というか、ノーチョイスなのです。選択の余地なし。 自宅の近くにも、職場の近くにも、更には通勤経路上にも、複数の保育園があって、「どこにしようかなぁ」と選ぶ余地がある人って、極少数派ではないでしょうか? 現実問題として、入園前に、複数の保育園の保育の質を比較検討するなんて、不可能に近いことだと思います。入ってはじめてわかることが、あまりにも多いと感じます。 かろうじて出来ることと言えば。 少なくとも、お世話になろうと思った保育園が、どんな「保育方針」を持っているのか、どんな「子ども観」を持っているのかを、事前によく確認しておくことでしょうか。これくらいのことは、親としてしておきたいことです。保育方針や子ども観に共感できれば、比較的幸せな保育園生活を送れると期待できます。 入園後、保育方針に疑問を持ったからといって、おいそれと転園など出来ませんし。 どんな保育園なのか、納得の上入園できるといいと思います。 すると問題は何かというと。 事前に情報を入手する方法が限られていること、ではなかろうか? であれば。 その方法を確立したいと思います。 父親同士のネットワークが、うまく機能するといいなぁと思います。 入園児、未入園児を超えて、です。 個人的なお薦めとしては「園史」です。 10周年記念、20周年記念などの節目に、記念誌を発行しているようでしたら、それを入手できるといいと思います。そこには、きっと、保育園の設立から今に至るまでの歴史が記録されているはずです。 これを読むと、その園の様子、雰囲気、性格などが、ある程度うかがい知れると思います。 入園前にしっかりとした問題意識を持って情報収集にあたる父親って、少数派なんだろうなぁ。 恥ずかしながら私は、立地「のみ」で保育園を選択したのですが、なんと運のいいことに、そこはなんともすばらしい保育園でした!!!まるで、宝くじに当たったみたいです。 家族みんなにとって、何より子ども自身にとって、「いい」保育園に入園できますように。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.03.28 13:20:19
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