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”死ぬことはいつでもできる、急がなくても歳をとればいつか嫌でも死ぬから ・・・杏平、生きることの重さを知れば知るほど生命は大切で重くなるよ。 ・・・僕はお前にその重さがわかるようになるまで、長く生きて欲しいんだよ。 だからね。 お前が登山部に入ったとき、僕は嬉しかったよ。 その生命の重さを、きっと山がお前に教えてくれるだろう、と思ってね。” アントキノイノチ さだまさし(著) ![]() にほんブログ村
韓国料理店「HAN(ハン)」にて、あきことななみの会話 A:あきこ N:ななみ N:「わたし週末、公民館のパソコン教室でお手伝いしてるのよぉ。 お年寄りがたくさん習いに来てくれてさぁ、 私、一生懸命教えてあげるの、パソコン。 お年寄りはさ、小さな文字が苦手だし、指先もなかなか動かないし、 細かな操作を覚えるの大変よなのよ。 でも一生懸命勉強しててさぁ、頑張ってるのよぉ。 だからさ、私も一生懸命教えてあげるの。 そりゃ何度も何度も同じこと繰り返し質問されるよ。 ”それ昨日も教えましたよ”って、 思うけど でも根気欲、繰り返し繰り返し教えてあげるの。 習ったことがさ、上手く出来た時の笑顔、 最高に輝いてるわ。 出来た!出来た! ありがとうって、凄く感謝してくれるの。 私のおかげじゃなくて全て本人の努力なんだけどね。 でも嬉しくってね。 指先を動かして、次の操作を考えて、あーでもない こーでもないって、試行錯誤しながらパソコン覚えるのって、 ボケ防止になるみたいなのよ。 私、おじいちゃん子だったでしょ。 だからおじいちゃんとお話してると楽しいのよね。 老眼鏡かけたおじいちゃんから、上目使いに見つめられちゃうと、 なんかワクワクしちゃって、 あはっ 恋が芽生えちゃうんじゃないかなってね、 妄想しちゃうのよぉ。ヾ(≧∇≦*)ゝ やだー」 バシッ(あきこの背中を殴る音) A:「痛てっ」 N:「年なんで関係ないわ、70だって80だってOK♪ 許容範囲の内よ。 それでさ ここだけの話しよ この間、おじいちゃんからさぁ・・・。 告白されちゃた。 きゃっ(//▽//) しかもメールでよ。 あはっヾ(≧∇≦*)ゝ 絵文字付き きゃっ(//▽//)」 バシッ(あきこの背中を殴る音) A:「痛てっ」 N:「なんか困っちゃうぅ」 A:「ちょっと、ななみ! それって何? 介護? 援助? ボランティア? それとも遺産が目当て? 加トちゃんじゃないんだから、普通のサラリーマンの退職金や年金じゃ、たかが知れてるよ。生活出来ないよ。 ななみが養うことになるんだから。 自分の親より年上の旦那ってどうなのよ? 親より早死にするわよ。 ボケて介護する事になったらどうするの? 働きながら介護なんて無理よ。 親の面倒と旦那の面倒と重なったらどうするの?ななみが参ってしまうわ。 出来ないってば。 もっと現実見つめなよ」 N:「てへへ、わかってるってば」 バシッ(あきこの背中を殴る音) A:「痛てっ」 N:「心配してくれて、ありがと。 そのおじいちゃんさ、昨年、奥さん亡くしてから元気なくなっちゃってね それで、義娘に気晴らしになるからパソコンでも習らったらって、薦められて、 それで通って来るようになったのよ 元気になったって証拠だと思ってるわ あはっ」 A:「そうなの? あんまり、気を持たせるようなこと、しちゃだめよ」 N:「すごい愛妻家で、 当時、 どんなふうにプロポーズしたと思う? 想像できないわよおおおおお!?!?!?」 そのときのプロポーズの様子は、はい!こちらから!」 A:「え、え、なに? こちらって、どちらよ?」 ![]() にほんブログ村 N:「きゃ これだけ沢山の気持ちが入ったプロポーズをしてもらったら、 答えは「YES!!!」しかありませんよね。 リップシンク(口パク)で歌っていた歌詞の内容は、 ブルーノ・マーズのアルバム『ドゥー・ワップス&フーリガンズ』より「Marry You」よ、 歌詞の内容もチェックしてね!!」
まさと 俺は明日から青森に行くことになった。 また転勤だよ。 でだ。 たかしに頼みってのは…。 頼みと言うよりお願いだ。 俺は先月まで知人の仕事の手伝いをしててな。 その人はNPO法人を設立して福祉活動をしているんだ。 その活動の一環で毎月一回、汐留でイベントを開催してる。 俺はそのイベントの手伝いをしているんだよ。 知人には色々世話になってるし、俺に出来ることは協力したいからな。 でだ、 俺はイベントで何をしてるのかというと写真撮影をしてる。 イベントの様子を記録する係だよ。 だが俺は明日から青森に転勤だ。 今月のイベントから手伝えなくなる。 そこで、 たかし。 俺の代わりにカメラマンとしてイベントの手伝いをしてくれないか? お前、絵かいたり、そういうの得意だろ? えっ、カメラはやらないないのか…? 意外だな!? でも、記録写真だから写ればいいんだよ。心配するな。 たかしならセンスあるから出来る!! イベントを盛り上げる事で、参加してくれるOLやサラリーマンたちが喜んでくれるんだ。 その姿を見ているだけで、こっちもやりがいがあるってもんだぜ。 面白みを感じると思うから、是非たかしにも参加してもらいたい。 ほら、 もしものことを考えて、カメラ持って来た。 これ預けておくから。 レンズ覗いてシャッター押すだけだ。 あとは全部カメラ任せで、誰でもきれいに写真が撮れる。 本来なら俺から知人に紹介すべきだが、急に転勤が決まってしまったからな。 時間が無くて済まない。 知人から、たかしに電話するように話し付けておくから、待ち合わせ場所決めて、顔合わせしてくれ。 たかしも仕事が忙しいと思うが、いい気晴らしになるぜ。 時間調整してみてくれよ。 たかしを信頼してるから頼のむんだ。 たかし、お前しかいない。 頼んだぜ! ![]() にほんブログ村
いらっしゃい! のれんをくぐると、威勢のよい声が飛んで来た。 洋輔さんの声だ。 洋輔さんは、入って来たお客がたかしだと気がつくと、 「よーっ、いらっしゃい! お待ちかねだよ!」 と、目の前のカウンターに座っているまさとを指差した。 まさともたかしが来た事に気が付くと、 大きな歓声を上げ、両手を広げて立ち上がった。 ふたりは肩を抱き合って再会を喜んだ。 「元気にしてるのか!? たまには連絡しろよ! 近くだろ! まあいい、早く座れ」 洋輔さんは、たかしにおちょこを渡した。 まさとは、たかしが差し出したおちょこに酒をつぐと、 次に洋輔さんのおちょこに酒をついだ。 たかしはまさとから徳利を取り上げて、まさとのおちょこに酒をついだ。 「おいおい待って!なっちは?」 乾杯をしようとするまさとを制してたかしが洋輔さんに尋ねた。 たかしもまさとも洋輔さんの前では、なつきの事をなっちと呼ぶようにしてる。 ふたりの中に出来た暗黙の了解だ。 「たかちん申し訳ない。たかちんが来る事はもちろん知ってたんだけど、 今日は用事が合ってね、どうしても来れないんだよ。 なつきも残念がってたよ。 あとで電話がかかって来るはずだから、勘弁してやってくれや」 洋輔さんはそう答えた。 3人は再会の祝杯を上げた。 たかしが最後にジンに来たのは、たかしの再就職が決まった日だった。 まさとがみんなに声をかけて、場を設けてくれたのだ。 たかしは、事故を起こして会社を辞めていた。 心機一転、たかしの門出を祝ってくれたのだ。 新しい職場は忙しく、ほとんど休みなく毎日働いていた。家に帰ると寝るだけの生活だ。 昼間は仕事にしあくせく働き、夜は疲れてぐっすり眠る。 当時、たかしにとって、余計な事を考える暇がなかったのが何よりの救いだったのかもしれない。 ![]() にほんブログ村 │<< 前のページへ │一覧 │ 一番上に戻る │ |
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