韓国の映画です。
これだけで興味を持つ人と嫌なひとがいると思います。
私はあらすじを確認して気になって本当は先に観た
「トリノ、24時からの恋人たち」と迷いました。
しかし、この主人公の無垢な笑顔の魅力と
キム・ギドク監督と作品「悪い男」に覚えがあり印象に残っていた。
尋常ではない設定とストーリー。
でもひきつけられた覚えがあった。
それに、渋谷のル・シネマの日曜の最終回は千円で
観られることに惹かれ19時まで待つことに。
その間、ネットカフェでブログ更新 (わかる人だけ気付いて下さい)
-Story-
10年前にどこからか連れてきた少女を育てながら、漁船で生活する老人。
彼はもうすぐ17歳になる少女との結婚の日を待ち望んでいた。
しかし、少女が釣り客の青年に心奪われ、老人は嫉妬し関係が崩れていく。
【 弓 公式HP】
今回も息をつかせず魅せた。
けっして時間が90分だからではない。
余計なモノがないから90分なだけである。
にんげんのいやらしい部分を垣間見せる。
何故10年もの間、この少女は逃げなかったのか。
何故60歳の老人と17歳の少女が結ばれるのか。
韓国人にとって特別な意味もある「弓」が題材になっている。
(日本人にとっては刀か)
ときには武器ときには感情を表現するかのような楽器にもなる。
この主演の老人と娘はスクリーンでほぼしゃべることはない。
そこがかえって深みがでている。
それに全編船上のみのカットでシンプルです。
最後は崇高と絶頂を迎える。
(言葉だけだとなんだかわからないと思います)
観終わったとき納得いかない嫌な感情があった。
「ゆれる」を観たときのようで、でも少し違う。
考えさせる映画だった。
HPやパンフの解説を読んだり、キム・ギドク監督の作品を観ていれば
納得と作品に惹かれていくはずです。
個人的に「トリノ、24時からの恋人たち」より「弓」が良かったです。
比較するタイプの作品ではありませんけど。。
けっして韓流FANのマダムの話題にならない作品ですねw
【キムギドク監督】
韓国では作品の内容と監督になるまでのプロセスが普通ではないため
韓国映画界の異端児と呼ばれる。
しかし本質的なものを先にヴェネツィアやベルリンなど海外で認められる。
P.S. 初日2日めプレゼントで韓国で人気の?美思 玉容散の
化粧水と乳液のサンプルをいただきました。
化粧のノリはいいみたいだから試そうかw いやプレゼントにしようかな。
ところで紹介したX-MENのカードは○フーでは300円で売ってました。