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テーマ:映画館で観た映画(8310)
カテゴリ:日本映画
マイケル・ムーア監督作品は社会を痛烈に切り込む。
今回は(いつも?)大真面目。 誰にも身近な話題の医療問題。 原題:SICKO =「病人」「狂人」「変人」などを揶揄するスラング 監督・脚本:マイケル・ムーア 上映時間: 113分 (2007/アメリカ) -Story- ドキュメンタリー監督マイケル・ムーアが、4700万人の無保険者だけではなく、保険料を支払って いる数百人にもマイナスの影響を及ぼすアメリカの医療システムの実態を明らかにする。 カナダ、イギリス、フランスを訪れ、国民全員が無料医療の恩恵を受ける国の事情を見つめながら、 アメリカの混乱した医療制度を浮き彫りにしていく。 (シネマトゥデイ) 冗談のようで笑ってしまうことも、笑えない事実。 お金がないから保険が出ないからと亡くなるアメリカの人々。 しかも保険が異様に支払わない=医師との不正・癒着。 救急車が有料なのは知っていましたが 日本でさえお金がなくても最低限の処置を受け死に至るということはない。 しかし経済大国のアメリカでは医療保険が保険として機能していない。 ここで心配になった。 日本で外資の保険は大丈夫かな。と。。 とにかく笑い話ではなく、カナダでは医療は無料で受けられ キューバでは薬も格安。 そのため、カナダ人と結婚すればいいじゃない。ということも起きてくる。 でも外国人でも無料といってもアメリカ国外にわざわざ出向き 病院や薬局へ行くのは理不尽で悲しい気持ちにさせられた。 「欧米か!」ではなく 「欧と加(カナダ)」を見習って 何でもアメリカをお手本にしていないで 世界中の良いところ、悪いところを教訓にして 本当の意味で改正していただきたい。 (変えただけでは「改正」ではなく「改悪」である。) 日本もリトル・アメリカ的になりつつあり 医療問題をみつめていってほしい。 将来、自分たちの日本でも笑えなくならないことを祈ります。 国民を大切にしない国は滅びる。 作品でも言ってますが怖くてアメリカには行けません! 【公式HP】 この作品は身近な問題として必見! これを観てから、アメリカへ。 ★★★★☆ (★5つ満点:★1点☆0.5点) P.S. チラシに医療関係者に観てほしいと書いていたので 医療関係者の知人にチラシを渡しました お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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