|
カテゴリ:フラワーエッセンス
イギリスの細菌学者だったバッチ博士が最初に作ったフラワーエッセンス。
バッチ博士が発見していった段階ごとにいくつかのグループに分かれるのですが、スウィートチェストナットのエッセンスはその最後に発見されたグループの中のエッセンスになります。 スウィートチェストナットのエッセンスは、絶望的な、それでも前に進んでいかなくては行けないような状況の中で、かすかな光を信じて前に進む勇気を与えてくれるエッセンスです。 さて、真珠は貝の中に混入した異物の周りに袋状の組織が作られ、その中に真珠質が分泌され形作られていくのだそうです。何百から何千層の結晶がタイルのように重ねられ、見事に輝く真珠となるのです。 硬い殻の中でゆっくりとはぐくまれ、デリケートながらも、美しく優しい光を湛えた丸い珠。 真珠という言葉は、古代ギリシアでは「MARAGARITES(光の子)」と表されたこともあるそうで、元々真珠は好きでしたが、このことを知ってからは更に大好きになりました。 ところで、「出会えて良かった」といきなり書くとなんとなく気恥ずかしかったりしますが、私にはこの言葉が特別の意味を持つ大切なお友達がいます。 彼女とは出会ってすぐ意気投合し、会うといつまでも喋り続けてしまう程で、知り合ってからの期間はまだほんの少しとは言え、知り合えて良かったな、と常々思っていたのです。 先日、その彼女から、彼女が今まで経験してきた、私が想像することすらできなかった辛い過去を聞いた時、本当にどれだけ辛かっただろうかと思い、上手く言葉がでてきませんでした。自分の言葉がとても浅い気がして、自分の体験から出た言葉の力の小ささに愕然としてしまったのです。 決して体が丈夫でない彼女が、その過酷な経験の中で、光も見えない中必死に頑張ってきてくれた。 その頑張りがあったからこそ、今友人でいられる。 孤独感と戦いながら生きてきたその時の彼女に、今出会えたことへの感謝を伝えられたら、少しは助けになれたのかしら・・・。 今彼女はジュエリー作成と言う夢を見つけて、学校での課題に励んでいます。粉塵にまみれながらの作業も楽しいと笑います。 真珠がゆっくりと美しく丸い珠を作り上げるように、彼女の中で蓄積されたものが光り輝くジュエリーにかたどられたら、それはどんなに綺麗なんだろう。 そんなことを思い、彼女のこれからを密かに楽しみにしているのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年03月10日 01時06分01秒
|