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ageha的ニチジョウ

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2012.09.21
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カテゴリ:水槽日記。

先日の赤虫を飼っている。

そう、飼ってみたのです(←軽い変人)。アカムシはユスリカの幼虫で、成虫の
ユスリカは人を刺さない。なので常温でのんびり飼ってみました。


と言うアカムシ飼育記はまた後日。今日は指標生物としてのアカムシの話。


  ・・・・・・・・・・・・・・・・



「白い鳥と黄色い花と赤い虫」と言う言葉が有るのだけど、それは

「河川の汚濁の象徴は「白い鳥と黄色い花」。前者はシラサギ、カモメ、ツルなど。
後者はセイタカアワダチソウ、ススキ、セイヨウカラシナなどの事。」だそうで、白い鳥は
水の流れのない淀んだ場所を好み、黄色い花は荒れ地を意味するとか。

なので白い鳥が舞い降り、川岸を黄色い花が埋め尽くしていたら、それは
汚れた川を示す指標なんだそうです。ほんまかいなー。

おんぶタニシ三兄弟。 おんぶ会。

そして、最後に付く「赤い虫」は、そう。我らがアカムシさま。(一応写真割愛)

ユスリカの幼虫であるアカムシは、汚い水でも生きられる。淀んで酸素が少なくなった
汚濁の進んだ場所が大好き。酸素不足&汚濁の悪条件でも生息出来るのはアカムシを
筆頭に赤い生物。イトミミズやヒル(海ならゴカイやアカガイだって)。彼らは赤い血を
有して体内に酸素を抱え込む事が出来るそうで、面白い事に汚濁の進んでいない
清流に済むアカムシは、同じユスリカの幼虫で有りながら赤くは無く半透明。

不栄養の条件で生息すると、赤くなってアカムシ。

そんなふうに赤い生き物が生息する環境は劣悪。水質の区分は
綺麗な方(川だと上流)から、こんなふうに分けられてます。↓


水質階級I   貧腐水性    os(oligosaprobic)   貧栄養  とっても綺麗
水質階級II   β中腐水性    β-m(mesosaprobic) 中栄養  ややバッチイ
水質階級III  α中腐水性  α-m(mesosaprobic) 中栄養  かなりバッチイ
水質階級IV  強腐水性    ps(polysaprobic)   富栄養  もの凄くバッチィーノ


川に入って石をひっくり返して見て、サワガニやカゲロウの幼虫、カワゲラ類なんかが
住んで居ればとっても綺麗な「貧腐水性」。カワニナ類やゲンジボタル、ヤマトシジミ(
じゃない方の
)なら「β中腐水性」。ヒルやタニシ類、サカマキガイ、モノアラガイなんか
だったらちょいと汚れた「α中腐水性」。

そして赤い生き物。アカムシ(赤いユスリカの幼虫)や赤いイトミミズ、サカマキガイ、
ユスリカ類、アメリカザリガニなんかがいたらそこは「強腐水性」。 ohバッチーノ。
…でもですね、とても「清流」とは呼びがたい私の室内メダカ水槽にもカゲロウの幼虫
住んでいた…。そしてきっちり育って羽化もした。

なので、カゲロウの幼虫が居るから清い水、とも言えない気もする。水生生物たちは、
結構簡単にその水質に適応出来る能力を持っているのかしらん。

降りる気ゼロ。 降りる気ゼロ。

それはそうと、私は水を見ると「指標生物」を確認したくなっちゃうのだけど、その関係か
大気汚染の進んだ地域にはそれを保護色とする黒っぽい蛾が増える、とか登山道の
入口には登山者の靴について運ばれた種から発芽する外来種及び高山植物を脅かす、
ヒメジョオンやハルジオン、それこそセイタカアワダチソウなんかがあからさまに
はびこっていたり、タニシは減っているのにサカマキガイやモノアラガイは繁殖の一多を
辿っている、なんてのを見たり聞いたりすると妙に納得したり感心したりする。

なので、「白い鳥と黄色い花、赤い虫」もナルホド納得。本当はアカムシ=釣りの餌、と
言う事で、先週末の三連休に新潟の渓流で釣ったイワナの写真(調理済み、バターソテー
レモンソースがけ)を載せようと思っていたのだけど、写真を取り忘れて美味しく頂いて
しまったので、何となくサカマキガイ三兄弟を載せてみました。

互いの殻からカルシウム摂取しちゃったりするらしい。 タノシ♪忍び寄る黒い影。(クロメダカ氏)
 忍び寄る黒い影。


ちなみに私は釣りの時、  無翅類  虫類は使いません。だってアカムシとかムシとか
虫とか食べた魚食べたくないじゃん!(←何を食べてそれまで育ったかはムシ)

なので、釣りは魚肉ソーセージ派です。(きっぱり)

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Last updated  2012.09.21 20:28:10
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