老犬ノン 3
今日は子供の日。我が家にも子供、二人おります。(正確には一人と一匹)ありがたいことに、親の私たちよりも「子供の日だからね~」と気遣ってくれる母と妹。今日、二人に会いにきてくれると連絡がありました。それはそれは、二人ともばぁば・ねぇねが来るって!の言葉は理解していますから、あと何時間もあるというのに玄関と窓をいったりきたり。。。。最初に来たのは仕事が終わって直行でうちにきてくれた母。二人の顔をみて、プレゼントをくれて、少しだけ遊んで・・・・二人とも離れない(笑)でも「ノンちゃんが待ってるから・・・もう少し二人と一緒にいたけいけど・・・シェリー、本当にかわいいなぁ・・・」と言い残し、早々に帰って行きました。そして、次に妹が。妹にも二人して大興奮!!そしてプレゼントをもらって、そのプレゼントで遊んで・・・こちらも早々に帰って行きました。二人が一緒に来られない・長く我が家にいられない理由。ノンが立ちあがることができなくなってしまいました。そして、常に排泄がある状態に・・・・・(思い切って書きます)時には悲痛な声をあげることも。二人の表情からみると、夜中も寝れていないかも。。。母と妹はノンの介護が本格化してきて家をあけられなくなっていました。おチビと母が話している間にやきもちをやいてむんずと割って入ったシェリー。母を見上げて「あたちも ばあばが 大好き~」とラブラブ光線を出しているのをゆっくり。。ゆっくりなでながら・・・・・「元気なシェリー見てると・・・(すでに涙目)ノンがホントに切なくて。ノン、わかってるんだよ。自分がしてもらっていること、迷惑かけてるんじゃって思ってるんだ。お母さん、そんなノン見てると泣けて泣けて。。(泣)シェリーにだっていつか・・・同じことが・・」現在、ノンは寝たきりに近い状況になったそうです。お水が自分では飲めないので、様子をみて口元にもっていってあげるそうです。ありがたいことに、食欲はあり、時折好き嫌いをするようなことも(笑)排泄のために人の子供用オムツ(Lサイズ)をしっぽの位置に穴をあけて使用しているそうです。もう動けなくなったために、おチビが使っていた布オムツ用のカバーは使用しなくてもよくなったそうですが、歩いていたころはそれが結構オムツのずれを防いでくれてよかったようです。母は、命の限りを受け入れていると。。。。。「がんばれ!」とノンに声かけすることはないと思います。ノンは十分にがんばった、がんばっているから。そんなこと、言われたくないんじゃないかな・・・ノンの残された時間を母と妹と・・・・介護要員になれない自分がとてももどかしい、そんな思いで胸がつまります。ちょっと意味は違うけど・・・子供が親より先に逝くって罪だなぁ。。。(ワンコは寿命的に仕方ないし、見送りは飼い主の使命です)