NNTT Das Rheingold
Conductor : Iimori Taijiro
Production : Götz Friedrich
Wotan : Jukka Rasilainen
Donner : Kuroda Hiroshi
Froh : Katayose Junya
Loge : Stephen Gould
Fasolt : Tsumaya Hidekazu
Fafner : Christian Hübner
Alberich : Thomas Gazheli
Mime : Andreas Conrad
Fricka : Simone Schröder
Freia : Ando Fumiko
Erda : Christa Mayer
Woglinde : Masuda Noriko
Wellgunde : Ikeda Kaori
Flosshilde : Shimizu Kasumi
Orchestra : Tokyo Philharmonic Orchestra
新国立劇場ラインの黄金 Day 2
2015年10月4日
指揮:飯守泰次郎
演出:ゲッツ・フリードリヒ
ヴォータン:ユッカ・ラジライネン
ドンナー:黒田 博
フロー:片寄純也
ローゲ:スティーヴン・グールド
ファーゾルト:妻屋秀和
ファフナー:クリスティアン・ヒュープナー
アルベリヒ:トーマス・ガゼリ
ミーメ:アンドレアス・コンラッド
フリッカ:シモーネ・シュレーダー
フライア:安藤赴美子
エルダ:クリスタ・マイヤー
ヴォークリンデ:増田のり子
ヴェルグンデ:池田香織
フロスヒルデ:清水華澄
東京フィルハーモニー交響楽団
***
シーズンオープニングのラインの黄金。
やはりすごい!としか言いようがない。
飯守さんの骨太ワーグナー 最高でした。
スティーヴン・グールドがどうローゲを歌うのかが興味の対象でしたけど、さすがヘルデンテノール すごかった!まさに主役の声。
高い音程もちゃんと一部ソットヴォーチェだったがほぼ出していたしもう馬力が違う。
こんなにすごいローゲは他では聞けないのでワグネリアンは必聴ですね!
歌手は全員ものすごい声ばかり。
演出はほぼないに等しく笑いを誘う部分もありましたがなにしろ音楽と歌手がすごいので大満足。
フリッカのシュレーダーは声が可愛子ちゃんの声なのにすごいパワー。
ラインの乙女 清水華澄さんがすばらしい声でした。彼女もまさに主役の声で、そのうちイゾルデやブリュンヒルデをやるようになるのではないでしょうか。
今日グールドと同じぐらい喝采を受けていたのがアルベリヒ役のガセリ。すばらしい熱演でした。
ファーゾルトの妻屋さんがビロードのようなバス声ですばらしかった。
安藤さんのフライアも美しくパワフル。
ミーメは今年のバイロイト音楽祭ラインの黄金のミーメ。
ユッカ・ラジライネンのヴォータン ノーブルで演技力もあるバリトン。
エルダは特徴的な声。
フロー片寄さんすばらしい!
ドンナー黒田博さん一人だけ演技がうまかった。
池田さんも暗い艶のあるワグネリアンソプラノで良かったです。
お疲れ様でした。