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カテゴリ:OPERA
Tosca Music by Giacomo PUCCINI NNTT 2015/2016 Season 23 Nov. 2015 Conductor Eivind Gullberg JENSEN Production Antonello Madau DIAZ Scenery Design KAWAGUCHI Naoji Costume Design Pier Luciano CAVALLOTTI Lighting Design OKUHATA Yasuo Revival Director TAGUCHI Michiko Stage Manager SAITO Miho Tosca Maria José SIRI (Act 1) Keiko Yokoyama replaced Maria José SIRI in Act 2 and Act 3 Cavaradossi Jorge de LEON Scarpia Roberto FRONTALI Angelotti ONUMA Toru Spoletta MATSUURA Ken Sciarrone OTSUKA Hiroaki Il Sagrestano SHIMURA Fumihiko Carceriere AKIMOTO Ken Un Pastore MAEKAWA Yoriko Chorus Master MISAWA Hirofumi Chorus New National Theatre Chorus Children Chorus TOKYO FM BOYS CHOR Orchestra Tokyo Philharmonic Orchestra Artistic Director IIMORI Taijiro 新国立劇場 2015/2016シーズン オペラ「トスカ」/ジャコモ・プッチーニ Tosca/Giacomo Puccini 全3幕〈イタリア語上演/字幕付〉 2015年11月23日(月・祝)14:00 オペラパレス 指揮エイヴィン・グルベルグ・イェンセン 演出アントネッロ・マダウ=ディアツ 美術 川口直次 衣裳 ピエール・ルチアーノ・カヴァッロッティ 照明 奥畑康夫 再演演出 田口道子 舞台監督 斉藤美穂 トスカ マリア・ホセ・シーリ ※ カヴァラドッシ ホルヘ・デ・レオン スカルピア ロベルト・フロンターリ アンジェロッティ 大沼 徹 スポレッタ 松浦 健 シャルローネ 大塚博章 堂守 志村文彦 看守 秋本 健 羊飼い 前川依子 合唱指揮 三澤洋史 合唱新国立劇場合唱団 児童合唱TOKYO FM 少年合唱団 管弦楽東京フィルハーモニー交響楽団 芸術監督飯守 泰次郎 ※オペラ「トスカ」平成27年11月23日(月・祝)公演におきまして、トスカ役のマリア・ホセ・シーリは体調不良により第1幕までで降板し、代わって第2幕よりカヴァーの横山恵子が代役を務めました。 *** 新国立劇場トスカに波乱! 題名役のマリア・ホセ・シーリが1幕終了後降板。代役はカバーキャストの横山恵子さん。 進行が30分押しになったものの無事に終了することができました。 お目当てのカヴァラドッシ役の ホルヘ・デ・レオンが素晴らしくて大感動でした。 彼を聴くのは スカラ来日公演のコンサート形式のアイーダのラダメス以来。 完璧なスピントの歌唱でした! 演技も素晴らしくまさにカヴァラドッシという雰囲気を醸し出していました。 シーリは降板するほど不調には聴こえなかったですので途中での降板は残念です。 彼女の今日の声はくぐもったメゾのような声で 声量がなく覇気もありませんでした。 フロンターリも生で聴くのは2回めで、前回はボローニャの来日公演のエルナーニのカルロ役でした。 破綻のないノーブルなさすがの歌唱でした。 日本人キャストは全員万全の素晴らしさでした。 豪華で伝統的な演出はオペラ初心者には最適と言えるでしょう。 私はもう2回めなのであれですけど。 再演演出の田口道子さんの細かい演出が随所に光っていました。 指揮者がいろいろ独自の試みをしていてへえーと思いました。 日本人のカバーキャストはもったいないぐらい豪華だねと話していた直後にその豪華キャストが舞台に上がることになるというビックリの展開でした。突然歌うことになってすばらしいパフォーマンスを見せた横山さん本当に素晴らしかったです。お疲れ様でした。 *** この舞台は日本人キャストの方がほぼ今までに聞いたことがあるばっかりで思い入れも違う意味でひとしおというか、主要な役より脇が出てくるとオペラグラスを構えるといった状況でした。 カバーキャストもカヴァラドッシが笛田さん、スカルピアが須藤さんというおおお!なキャスト。 まずはアンジェロッティ。 長髪のボーボーの髪型。大沼徹さん。 先日のダナエのユピテルの強烈かつひょうきんな印象がまだチラつく。 背が高くて胸板も厚くてますます貫禄出てきました。 声も重くてパンチがあるビロード声です。 今回も鍵を床をはいずって探し回って見つける。 聖堂に鍵を開けて入る 志村さん、堂守。 酒好きの保守派。赤ら顔。 カヴァラドッシがいつのまにか後ろにたっている。 何してるんだい? カヴァラドッシの弁当のバスケットを覗き込んでワインを抱きしめたりしている堂守をからかう。 カヴァラドッシは階段を上がり絵の覆いを取る カーテンを開ける 金髪の美女 絵の具を取ってくれ。 堂守に言う。 パレットを手にする 「妙なる調和」 パワーにあふれる響き渡る声! すばらしいい! 拍手。 カヴァラドッシはマグダラのマリアの絵の腕の部分をなぞっている。上の方、そして下の方。 堂守が行くとアンジェロッティが現れ、柵から手を伸ばす 最初は誰だかわからないカヴァラドッシ。 ようやくわかる。 そこに マリオ、マリオ、マリオ~~ トスカがやってくる。 ここだよ~と短く答えて迎えにいく。 マリア・ホセ・シーリ、花束を抱えて登場。 カヴァラドッシ マリア様の前よ トスカは奥に行き、花を捧げる カヴァラドッシはその間に階段を上がっている。 ここの一連のシーンは大好きなシーン。 行くよ! 別荘での逢瀬を約束する。 仕事に戻らせてと頼む。 行くわよ。 カヴァラドッシが再び絵のカーテンを開けると トスカが見咎める トスカは階段を上がり絵の下まで行って絵を眺める アッタヴァンティ! 自分の青い帽子を投げつける。 ご名答! カヴァラドッシの言い訳。 Quale occhio al mondo Mia vita, amante inquieta, dirò sempre: "Floria, t'amo!" Ah ! l'alma acquieta, sempre "t'amo!" ti dirò! トスカを送り、走って戻ってくるカヴァラドッシ。 アンジェロッティとの会話 彼の言葉でアッタヴァンティが彼の妹で兄妹愛からの行動であったと合点がいくカヴァラドッシ。 アンジェロッティは女装するための女物の服を着たほうがいいか聞く。 必要ない。 アンジェロッティは風呂敷のように布を丁寧に広げて服を中にくるみこむ。 そして胸に抱える。この演出は細かいですね。 カヴァラドッシもいっしょに出て行く。 堂守が走ってくる いい知らせですよ! ナポレオンが負けたという知らせを信じ込む 子供たちも喜ぶ。 そこにスカルピアが手下を連れてやってくる 女性の扇子が床に落ちる スポレッタが拾ってスカルピアに渡す アッタヴァンティ… 推測するスカルピア トスカ。 スカルピアは聖水盤に手を浸し、うやうやしくトスカに近づく トスカはスカルピアに罠にかけられる 階段で泣き崩れるトスカに手を差し出すスカルピア 手をとるトスカ。 しかし出口まで来ると手を振り払う そうすると壁が動き、大聖堂の中へと移動する。 この瞬間が息を飲む。 いきなり絢爛豪華な聖堂の中に導かれるのだ。 人々。 女王様が現れ、人々がかしずく 遠近法のものすごい舞台。 これはすごく美しくて感動的。 そんな中スカルピアのテ・デウム 圧巻です! 第1幕了 第2幕 始まる前に関係者が出てきて代役が立つことを説明する。 これから30分衣装の直しにかかるということで人々はまた30分ロビーに出る。 第2幕 Part 2 に続く。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年11月23日 21時05分34秒
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