今日、朝日新聞の見出しはこう。
「連日猛暑の日本。だが、世界に目をやると、各地を異常気象が襲っている。ロシアは記録的な暑さに見舞われ、中国は大雨続き。一方、季節が逆の南米では寒波が猛威をふるい、各地で多くの死者が出ている。原因の一つは上空で吹く偏西風の異変とされる。」
ロシア、と言うと「寒いじゃないか!」というイメージなのに、そのロシア西部で、36度以上の熱帯。そのため、火災が起き、200世帯(この情報は7月末なので、今はもっと被害が広まっているかもしれない)が損壊した。
中国では連日の豪雨で、既に1億人以上の人々が死亡もしくは行方不明。
それに、南米ではなんと「寒波」で死者多数。これは南半球ということだから、と言っても、信じられない事態。
先日、金曜ロードショーで、豪華船が津波で遭難するパニック映画『ポセイドン』というのを観たが、今、地球各地で起きている状況も、津波に急襲されるように、「猛暑・豪雨・寒波」に襲われると言う感じがする。
我が家では、先月クーラーが故障し、買い換えた。その先月には、冷蔵庫も故障した。2ヶ月続けてー
まあ、10年近く使ってたから、寿命なんだろうけれど。クーラーを買い替えると、外の猛暑は嘘のように快適である。外に出ると、夕方4時でも、凄まじい暑さだ。
息子はこの暑さを「熱さ」と表現したが、まさにその通りだと思う。バスもタクシーも電車も、この地球温暖化のツケを和らげようと、冷房は控えめだから、外出もしんどい。
私が子供の頃は、扇風機とうちわだけで夏は過ごした。それで、「物足りない。暑過ぎる」なんてことはなかった。
今から150年ほど前の幕末も、うちわや扇子で夏の暑さをあおいでいる。きっと、連日30度近い猛暑、なんて無かったんだろうな。
地球温暖化、Global Warming は、文明の進み過ぎた人間が生み出した悪循環である。
最近は、電化製品を新しく買うと「エコポイント」なるものがつくが、その電化製品、特にクーラーを使うと、エコもどこへやら、なのだ。
家でも、マイカーの中でもエアコン。外はだから暑い。暑いからエアコン。だから猛暑となる。
以前、多分8年前ころから、大学の英語のテキストで、しきりに Global Warming の内容が採り上げられて、学生が「こればっか」とウンザリしていたが、この異常気象は Greenhouse Effect (温室化現象)とも言うのだそうだ。
地球全体が、温室の中。CO2の毛布、blanket に包まれている。理科に弱い私は、この手の英文テキスト解釈に焦ったものだ。
もう外も歩けないほど暑い。熱い。
温暖化対策、とか色々やってるけど、私もあと100歳まで生きる?かどうか分からないけれど、(それまであと○○年......)その時に、今以上に猛暑だったら、コロッと逝ってしまいそうな気がする......(涙)