翔太ＦＡＣＴＯＲＹ+Face.Chat.Union

「ピッコロさんの企画…今期終了アニメ（12月終了作品）の評価をしてみないかい？に参加しました。初めは喰霊-零-から」
「えっ？アニメ感想の記事は書いてない？」
「そうですよ。1回も喰霊-零-の感想は書いてないじゃないですか」
「それは…担当の怜奈がいなかったから書きたくても書けなくて…」
「ええっ！？私のせい！？」
「…なんでお姉様のせいなんですか」
「だから前に言っただろ…」


「…お姉さま」
「………」
「お姉さまっ」
「私を…姉と…」
「気安く呼ぶなぁあああッ！」


「このネタが出来なかったからだよ…」
『………』

【喰霊-零-まとめ】
ストーリー：４･･･第1話から主要メンバーが惨殺、全滅ENDから始まり第2話で黄泉が姉と慕っていた神楽を殺そうとする。…なぜ黄泉がこうなってしまったのか？神楽との優しい日常が崩れて血みどろのダークな話に突入し。第10話と話が繋がる。そして最後は全てを受け継いだ神楽が黄泉を止める為に戦う。1つ1つの話が破綻することなく繋がり終息に向かい見ていても分かりやすかったです。

キャラクター性：５･･･第1話で主役が全滅してしまったのですが。真の主役である黄泉と神楽の姉妹の繋がり。それぞれの日常が描かれていて黄泉がとても印象的であったのは言うまでありません。神楽も神楽で茅原実里さんの声がとても神楽に合っていました。

画：５･･･最初から最後まで崩れることなくとても高クォリティーを保ってくれました。

演出：５･･･公式のサイトでは『防衛省超自然災害対策本部特殊戦術隊第四課の観世トオルを中心としてシナリオが展開されていく』と掲載されていましたが蓋を開けてみれば主要メンバーが惨殺される全滅エンド…コードギアスの公式詐欺を思い出させる公式詐欺でしたが。それ自体が布石であり黄泉と神楽の日常を描く溜めの演出だったのかもしれませんね。

音楽：４･･･第4話から流れたオープニング曲。神楽役の茅原実里さんが歌う『Paradise Lost』がとても印象的であり。第3話と第12話では本編が終わった後に流れるといった手法で印象付けてくれました。挿入歌も妖精帝国が歌う『霊喰い』が第8話で物語を印象強くしてくれました。

総合的な評価：５･･･観る人のよってはダークなグロイ話は敬遠されがちですが。それを含めて完成度は高くオススメのアニメです。


合計:２８･･･今期の1クールアニメの中では上位に来る作品でした。最終回の後日談、2年後の話で弐村剣輔が登場したりしましたが。自分としてはこのままの形で終わらせた方が作品としての評価を高めると思います。

→自分の喰霊-零-の評価はこんな感じでした。