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カテゴリ:写真 デジカメ 銀塩カメラ レンズ
コニカSIII(コニカS3)(1963年発売)は、35mm判の良いフィルムカメラです。 コニカSIII(コニカS3)(1963年発売)は大柄なカメラですが、できの良いカメラです。 このカメラが後にジャニーコニカことコニカC35になっていくのですから、ちょっと想像ができません。 ジャニーコニカことコニカC35は、ぺなぺなしたボディーの小さくて軽いカメラです。 よく使いました。そしてよく写ります。 対してコニカSIII(コニカS3)(1963年発売)は、カメラの操作に基本通りのことを求めます。 露光して、焦点を手動によってあわせて写真を撮るのです。 フィルム感度は撮影者が操作して設定します。 コニカSシリーズは、それまでのコニカからボディスタイルを一新しました。 すなわちカメラの前面露出計を組み込みました。 ボディーの基本構造を変えるなどして値段が安くなるようにしました。 以前のモデルのカメラが内部にメカニカル機構を持たないで外装の金属の塊(かたまり)であるような内容から、大きく変化しました。 コニカSIII(コニカS3)の発売は1963年12月で、発売時価格は18,800円。 この時代はカメラを買うのに月賦の方式が出てきておりました。 レンズはHEXANON 47mmF1.9(5群5枚)が付いております。 コニカSシリーズは次のようなことでした。 コニカS(1959年発売)=コニカIIIMまでのトップカバー形状から脱却しスマートな直線デザインのカメラになりました。最初の機種。定点合致式のセレン光電池連動露出計を内蔵し、コニカIIIと同じヘキサノン48mmF2レンズを装備しております。シャッターはコパルSVEに変更されました。 コニカSII(コニカS2)(1961年発売)=コニカSのマイナーチェンジモデルで、ファインダー内に露出計指針が表示されるようになったほか、デザインも小変更されました。 コニカSIII(コニカS3)(1963年発売)=コニカオートSの発売に合わせ、部品の多くを共通化しております。レンズもコニカオートSと同じヘキサノン47mmF1.9になりました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年07月25日 07時41分45秒
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