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ズミクロンRマウント50mm f2をCanon EOS 5Dに取り付けて使う
ズミクロンRマウント50mm f2をCanon EOS 5Dに取り付けて使う 執筆 旅行家 甲斐鐵太郞 手動焦点合せレンズとフィルサイズ・デジタル一眼カメラの取り合せの妙 ![]() ライカのズミクロンRマウントだ50mm f23カムレンズ。 ズミクロンRマウント50mm f2をCanon EOS 5Dに取り付けて使う 執筆 旅行家 甲斐鐵太郞 手動焦点合せレンズとフィルサイズ・デジタル一眼カメラの取り合せの妙 ![]() Canon EOS 5D標準レンズの50mmf4のセット。正面の姿 ズミクロンRマウント50mm f2をCanon EOS 5Dに取り付けて使う 執筆 旅行家 甲斐鐵太郞 手動焦点合せレンズとフィルサイズ・デジタル一眼カメラの取り合せの妙 ![]() 50mm f2ライカのズミクロンRマウントだ。3カムレンズ。 ズミクロンRマウント50mm f2をCanon EOS 5Dに取り付けて使う 執筆 旅行家 甲斐鐵太郞 手動焦点合せレンズとフィルサイズ・デジタル一眼カメラの取り合せの妙 ![]() Canon EOS 7D APS-Cサイズ機に取り付けると焦点距離は1.5倍になる。 ズミクロンRマウント50mm f2をCanon EOS 5Dに取り付けて使う 執筆 旅行家 甲斐鐵太郞 手動焦点合せレンズとフィルサイズ・デジタル一眼カメラの取り合せの妙 ![]() 50mm f2にライカのズミクロンRマウントだ。Canon EOSマウントに取り付けて使う。 (タイトル) ズミクロンRマウント50mm f2をCanon EOS 5Dに取り付けて使う ズミクロンRマウント50mm f2をCanon EOS 5Dに取り付けて使う 執筆 旅行家 甲斐鐵太郞 手動焦点合せレンズとフィルサイズ・デジタル一眼カメラの取り合せの妙 (本文) 手動焦点合せレンズとフィルサイズ・デジタル一眼カメラの取り合せの妙 unusual-combination-of-manual-focusing-lens-and-full-size-digital-slr-camera-writing-tetutaro-kai- ミラーレスのデジタルカメラは旧レンズを取り付けるのに都合がよい。中間にアダプターを介しても旧レンズのフィルム面までの距離そのままになるからだ。フルサイズのミラーレスのレンズ交換式カメラであれば旧レンズの焦点距離をそのままで尚かつ同じ画角で使える。このようなことでフルサイズ・ミラーレスのデジカメに関心が集まっている。 私もフルサイズ・ミラーレスのデジカメに旧レンズを取り付けて遊びはする。けれどもこのミラーレスカメラは水っぽいのだ。カサカサの煎餅か味の悪い餡(あん)の菓子のようでならない。そこで登場するのがCanonのフィルサイズ・デジタル一眼レフカメラだ。それはCanon EOS 5Dに限る。最低限の機能だけが盛り込まれたデジタル一眼レフカメラのCanon EOS 5Dが良いのだ。これは私の好みだから人によっては別のカメラを選択するかも知れない。 使うレンズはライカの一眼レフカメラ用のRタイプレンズが相性がよい。ズミクロンRマウント50mm f2だ。使っているのは旧タイプの先が細いズミクロンRで3カム。Canon EOS 5Dに取り付けて使う。ほかのCanonのフィルサイズ・デジタル一眼であってもよいが、退役したCanon EOS 5Dがお似合いだ。そういうことなのである。 フィルム時代の旧タイプレンズはコーティング技術がつたないためにフレアやゴーストがでやすい。ライカであってもNikonであってもCanonであっても同じだ。そのようなレンズをそのままに受け入れて映し出される絵を楽しむのだ。奥行き感だの立体感だのさまざまに語られるライカレンズへの評価は私には理解できない。それでもズミクロンRマウント50mm f2のガラスと金属の塊(かたまり)には魂(たましい)が宿っているような気がする。理由は小さくて重いことによるのだろう。つくりもよい。レンズの筒は金属でゴムが巻かれていないのがいい。ゴムは経年劣化で崩壊する。この部分は技術革新による改善はなされていない。 手動焦点合わせのレンズだからボデーがオートフォーカスであったも関係ない。ピント合わせはアニュアル(手動)による。ピントが合うと緑が点灯するアダプターも使う。二台あるCanon EOS 5Dの一つはレンズとの連動ピンを遮蔽して絶縁してある。或る理由からだ。これをしなくてもライカなどのマニュアル焦点合わせのレンズは使える。 フィルムカメラのライカが好きだと言ったってフィルムを現像して、それをスキャンするか、プリントして楽しむかするのは手間だ。フィルムと印画紙によって作り出される映像の世界に底知れぬ愛着があるからと言うことであっても手間と関係する費用のために撮影機会は縮む。一つの映像、一枚の写真を手に入れるためにデジタルカメラは手軽であり写真の出来にも不満を抱くことがない。 フィルムカメラのあくまでも機械仕掛けの妙を楽しむということも趣味趣向の一つである。折々の思い出を必要最小限に写真として記録して後で楽しむというのもよい。スマホではなくデジカメではなくフィルムカメラで写すということでの決断と儀式である。 ズミクロンRマウント50mm f2をCanon EOS 5Dに取り付けて使う attach-summicron-r-mount-50mm-f2-to-canon-eos-5d-writing-tetutaro-kai- デジタルカメラとフィルムカメラの中間に位置するようにライカ(ライツ)の単焦点レンズを通過させた風景などの光を撮像素子に記録するということも趣味趣向の一つの領域になる。焦点距離50mmのレンズはその焦点距離で使うというのが自然である。そのためのフルサイズの一眼レフデジタルカメラであり私の場合にはCanon EOS 5Dなのである。Canon EOS 5Dはフィルムカメラによるフィルムを通過した写真の絵作りの趣がある。ギンギラではなくモヤッとでもなくよい絵ができるカメラだ。 Canon EOSマウントは利用性の高いマウントであるためにNikonの手動焦点合わせのレンズを取り付けるアダプターも売られている。コンタックスのレンジファインダー用のマウントもNikonのSマウントアダプターも売られている。動作に信用がなくなっていてフィルムの消費による費用の面からも旧レンズはCanon EOS 5Dなどの一眼レフデジタルカメラに取り付けて使うとよい。 撮影した写真はパソコンに落としてwebで使うことが多いのだから、フィルムを用いて印画紙に焼くことは滅多にしない。Canon EOS 5Dを使えば撮りたい場面でいくらでもシャッターボタンを押すことができる。ああだ、こうだ考えない。こうだろうと決めてボタンを押す。昔の職業写真家が思いっきりシャッター回数を増やしてフィルムを消費したのと同じことを旧レンズを付けたデジタルカメラですることができる。 普通の人が写真を愛好してもズミクロンRマウント50mm f2を取り付けたライカの一眼レフフィルムカメラで撮影する枚数は500枚には達しない。Canon EOS 5Dを使えば500枚はあっという間に写してしまう。思いをあれこれ馳せて夢を託して撮影した写真に思惑が外れたとがっかりすることが多いのだが、そのなかに何枚かのお気に入りの写真があれば仕合わせだ。 そもそも古いレンズが良いと言うことはできない。経験を重ねてレンズの組み合わせをしてつくりだしたのが昔のレンズである。昔のレンズに意味づけして伝説のようにして神に祭り上げるのはキリストの世界ややることのように思える。キリスト世界に惑わされて趣味の傾向の強い日本人はライカのレンズ神話にお金を払う。無邪気なのだが笑えない。 私はライカではズミクロンRマウント50mm f2、コンタックスのレンジファインダー用レンズもNikonのそれも50mm f2のレンズである広角レンズなどはソ連製のジュピターがせいぜいである。 写真の必要を満たすときにはデジカメにズームレンズを取り付けて処理する。写真の必要の内容はさまざまだ。遠くのものを撮影する。広角で撮らねばならない写真。動画が求められる場合。連写のことなど。これらの用途にはためらいなくデジタル一眼レフカメラを使う。ミレーレスかそうでないかは気分次第だ。 ライカのズミクロンRマウント50mm f2の一本でも写真は撮れる。この一本で撮れるものだけが写真であると割り切れば写真は撮れる。遠くにいる鳥の写真は撮れないから撮らない。そのような場面は50mm f2レンズ写真の対象にならない。思い出の記録、心に浮かんだ事柄の記録ということでは別の場面を写真に残せばいい。30年経ってあの頃のことということで写真帳を開けば何枚もの写真があってその頃のことが懐かしく思い出される。ああいう写し方がある、こういう写し方があるというのはカメラメーカーなどがふりまく悪魔のつぶやきだと考えなければならない。 プロだの、ハイ・アマチュアだのと言うこと自体が怪しげなのだ。思い出になる大事な場面をためらいなく撮影していることが一番大事。これこそが写真なのだ。 ズミクロンRマウント50mm f2をCanon EOS 5Dに取り付けて使う 執筆 旅行家 甲斐鐵太郞 手動焦点合せレンズとフィルサイズ・デジタル一眼カメラの取り合せの妙 2020-01-18-attach-summicron-r-mount-50mm-f2-to-canon-eos-5d-writing-tetutaro-kai- お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年01月18日 12時59分04秒
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