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カテゴリ:自然・ネイチャーのおはなし
逝く夏の清流で遊ぶ 甲斐鐵太郎
![]() 岸辺の上と下で写真を撮り合いする様は微笑ましくあった。 逝く夏を惜しむ旅となった。諏訪インターからは水蒸気で向こうに八ヶ岳連峰が夏雲を頭上に掛けていた。 岐阜県の川の岸に建つ宿に向かう途中の八ヶ岳の景色である。8月の盆には台風の大雨で茶色に染まった川は濁りが消えて、アユ釣りの人が大勢でていた。川は真夏そのものでアユはよくおとりを追った。アユが掛かるようすは滅多にみることがないのだが9月2日のこの日は入れ掛かりであった。 清流の流れは石裏では白波となり鮎師の姿を引き立せている。強い日差しに誘われて川遊びをする人姿があった。岸辺の上と下で写真を撮り合いする様は微笑ましくあった。できあがった写真は一夏の貴重な思い出となるのだろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年09月07日 12時29分54秒
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