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テーマ:潮騒の唄を聴きながら~(566)
カテゴリ:釣り師の道具箱
最近、南房の磯ではアジフィーバー(←言葉が古い?)で賑わってる。 あまりこの種の魚は根つめて追いかけないので詳しくないが 少しの経験で学んだ知識では、この時期は大型が岩礁地帯等を回遊してくる。 ところが小型・中型が回遊しており、これを狙って釣り人は勿論 フィッシュイータであるイナダが湾内や磯際に入ってきている。 あまり詳しく場所は書けないが、先日に釣行で経験したことを少しup…。 某湾に面した磯でアジ釣りをしていたと時のこと。 この日は、 ポツリ ポツリ とアジが釣れ、小型は放流して良型のみキープの釣り。 ところが、仕掛けに掛かった小型アジに ”パクリ” イナダが食いついた。 2号ハリスを簡単に切られ、太めのハリスに交換しても、また同じ結果だった。 昔(二十年前になるが…)、南某でヒラマサフィーバーを経験した。 五号竿を一日中、ぶん回し、やがて訪れる大型ヒラマサのチャンスを待つ。 仕掛けは頑丈な物を使用しているので、魚が掛かれば、あとは運次第である。 自分は小柄で体力がないため、殆どその場で踏ん張り魚の勢いに耐えるしか手段がなかった。 今なら中年太りで強引に魚を引き寄せられるかも…しれない。 そして沖根に回り込まれ、 ピィ~~ン と、琴弦が切れる様な軽い音を残してバレた。 それでも何本かの大型ヒラマサが釣れたので惜しげもなく通いつめた。 その名残りで未だに何の魚を狙うにしても四号~五号竿を使う癖がついてしまった。 『大は小を兼ねる』ではないけど、安心して竿を持っていたいのだ(笑 ところで問題です 写真の魚の名前はご存知ですか 勿論、こんな小さなヒラマサは今の南房には回遊してません。 この日、難儀の末に釣れたイナダです。型は45cmの小型だが結構、脂がのっていた。 我が家の山の神さんはイナダとハマチの区別がつかない。 ブリ系の魚だということぐらいはわかるらしい。 でも案外この区別を知らない人もいるのでは 田舎の富山湾ではこれから寒ブリ漁の季節を迎える。 特に『氷見ブリ』はブリの産地ブランド商品としても昔から有名だ。 正月料理として欠かせない地物の寒ブリ(1本 数万円)。 地元でも切り身でしか買えない高級な魚だ。 【ブリ 豆辞典】 興味ある方だけどうぞ~ ☆ブリとは スズキ目アジ科ブリ属 世界に15種、日本近海には6種いると言われている。ヒラマサ、カンパチなどの高級魚はブリ属の仲間。 ブリは九州周辺、南で産卵、孵化し、その稚魚は群れをなして北海道の南部にまで北上、北の豊富な餌をむさぼるように飽食したブリは、 水温が下がる秋に南下を始め、能登半島には初冬から真冬に到達する。 この南下の途中、いちばん脂ののった時期に漁獲されたものが『寒ブリ』と呼ばれるものです。 九州など南海域にすむ瀬つきのブリはキブリと呼ばれ、普通のブリと比べて頭部が大きく痩せており側線が際立つものが多いようです。 ☆代表的な出世魚 《関東》 ワカシ(15~20cm程度)→ イナダ(30~40cm)→ ワラサ(60cm)→ ブリ(60cm以上) 《関西》 ツバス → ハマチ → メジロ → ブリ 《能登》 ツバイソ → フクラギ → ガンド → ブリ ☆養殖ハマチ ブリは養殖も進み、市場に出回る8割が養殖された40cm程のハマチだそうです。 ちなみにハマチとは関西地方のイナダの呼び方だったのですが、西日本で養殖が盛んだったことと、 この大きさのものを市場に出すため、関東でも養殖物をハマチと呼ぶようになったようです。 ただ、養殖のハマチはイナダとは比べ物にならないくらい非常に脂が乗っており、 もっぱらスーパーなどではブリの切り身として売られています。 ☆旬は 12月~2月の冬が旬です。ただ、大平洋側では2~3月に多く水揚げされ、 日本海物には及ばないものの、価格が4~5分の1とかなり安く、コストパフォーマンスが高くなります。 産卵期は3月~5月頃で、この頃のものは腹に子を持ち始めるので、腹の身が薄くなり、切り身にしたときの歩留まりが悪くなります。 北上する夏に漁獲したブリは、脂も少なく、身の中に寄生虫が入っているため、刺身にも向きません。 当hpも掲載中! ここにも載ってる 釣り方「磯」「防波堤」部門で! thank you お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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