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テーマ:潮騒の唄を聴きながら~(566)
カテゴリ:釣り師の道具箱
初夏から晩秋まで回遊する魚を磯等で追い掛け回す自分にとって この冬季の厳冬期が一年を通しての一番退屈な期間になります。 勿論、冬場には冬限定の旬の魚が釣れるのだが、歳を重ねると 早朝から釣り場に出向くのが億劫になり、どうしても午後からの釣りを選んでしまう。 南房の冬季釣物の傾向…朝マズメから昼前までがいいようですね(自分のデータでは) そんなことで今の時期は、シーズン本番で使う消耗品等を整理したり 仕掛けの作り置きなどして、時間を潰すようになりました。 そこで今回はこれまで手を出したのとのない「コマセ籠」を考えてみた。 「YAMASHITA社製(Sタイプ)」のカゴを使います。(負荷オモリは何号でも) 某サイトでも以前から改造コマセ籠として紹介され、遠投される釣り師は 皆さん何かしら自分なりに改造をしたり、自作品を作られてます。 使用する道具は中型ペンチ、これ一本だけです。 分解方法は至って簡単 ペンチ等を使い天秤を切断し オモリやかごの中のヒトデみたいなパーツも外します。 こうして分解したパーツの中で再利用するのは 「プラスチックカゴ」「セル玉」「スライドゴムパット(2個)」だけです。 組立工程で用意するパーツは、ステンレス棒1.6mm、丸オモリ12号(13号or14号でもOK) 組立も簡単です。順番は頭からでもオモリからでもどちらからでもOKです。 pointは… 皆さんはステンレス棒のスナップをかける管は、ガスコンロ等で炙りペンチで丸めていますが、 自分はペンチで強引に丸めて管を作ります。火等で柔らかくしてから丸めません。 理由は、ステンレスの強度が弱まるためです。そんなにチカラを入れずとも丸まります。 それともうひとつは、ステンレス棒の長さは極端に短くします。(遠投距離が伸びる) 長さの目安は、スライドゴムパット(2個)が一番上の位置に動かした時、 コマセ上カプセルと下カプセルが2cmは開くようにしてます。 組立完成品です(左側) 見た目は既製品と殆ど変わりませんね。 ただ天秤部分が無くなり、オモリが重くなりステンレス棒が短くなっただけです。 たったそれだけなのに飛行距離が伸び、コマセも入れ易く 手返しがよくなり、my pointにコマセを効かせる事ができます。 この改造コマセ籠仕様は磯竿4号+両軸リールが前提です。ご注意ください。 今回改造した全種類のコマセ籠です。 左から… ・シャベルカゴタイプ ・千鳥式タイプ ・千鳥式ウイング付きタイプ ・YAMASHITAタイプ そして使用した工具類です。 ・中型ペンチ ・丸ペンチ ・ガス式ハンダゴテ この二種類のタイプは初夏からの本命魚用として 『どばっと型(集魚用)』と『ぱらぱら型(喰わせ用)』 の遠投タイプ用として数多く改造してみました。 試される方はどうぞ~ 当hpも掲載中! ここにも載ってる 釣り方「磯」「防波堤」部門で! thank you お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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