システマ交遊会in九州

【感想】

去年の年末からシニアインストラクターのセミナーを受けたり、
トロントに訪問して教えを受けたりしていましたが、私としては今回のセミナーの
衝撃が一番大きかった。
それは自分の「出来て無さ」がどうしようもなく浮き彫りにされたから。
それだけ、今回のセミナーの内容は丁寧かつ根本的だったと思います。

1日目の午前中のワークですでに凹んでいた私。
とにかく両インストラクターとの格の違いというか精度が全然違う。

一貫して亮さんが放っていた「質に こだわってください！」という注意。
この一言で、簡単なワークがどこまでも深くなる。

また、他に今回よく聞いた言葉としては、
「体の声を聴いて下さい、体は楽をしたがっています」
今回のテーマである【快適さ】に通じる根本的な内容です。
注意しまくってもまだまだ「不快適」な部分がたくさんあるはずなのに気付けていない。
（亮さんのいう「不感症」）

また、「大事なところで呼吸が止まっている」という習癖も今回初めて気付きました。
したり顔で「呼吸が大事ですよ～」とリードしていた自分が恥ずかしい、、、。

振返って考えると、、、

亮さんの微に入り細にわたる分かりやすい説明
アンディのスムースなリード
福岡会場に来て頂いたシステマ広島の土江さんの適切なサポート

と、なんと贅沢だったことか。

今回のセミナーは、インストラクター陣が充実していたこともあって、
かなり丁寧にシステマの本質について教えて頂いたと思います。

私も、ようやく「自分がどれだけできていないか」というものが見えてきたようです。
ある意味、これが第一歩のような気がします。
逆に言えば、それだけ伸び代があるということで、それを思えば楽しみですね。

参加された皆さまはいかがだったでしょうか？
よろしかったら感想をコメントしていただけると嬉しいです。

今後も、またこういう素晴らしいイベントを企画していく予定です。
皆さま、今後ともよろしくお願いいたします。


（おまけ）
【今回の語録】

できる内容のドリルならば質を高めることを心がける

自分の体を知る、模索する

答を聞こうとしないでください。自分で模索してください。

答は自分の中にある。

技ベースで勉強しない、原理原則が分れば技は必要なくなる

システマは足すものではなく、余計なものを削いでいくもの

相手にピッタリフィットするように（凸と凹の関係）

相手を赤ちゃんだと思ってそれを壊さないように

力みや我があると、静止画の中の動画のようにそこだけ目立つ

楽して下さい、体は楽をしたがっています、体の声を聴いて下さい。

自分の為のワークをしてください

自分が快適になるように

ナイフをとりあげたら、その場で反撃（起き上がってから、でなく）

学ぶためにはゆっくりワークをやる（チェックの為にたまには速くやることも大事）