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テーマ:難病と在宅ケア(275)
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自動吸引するようになって1日20回程度の気管内カテーテル吸引が1日2回までに激減しました。これを機会にカテーテルの繰り返し使用を止めて使い捨てにすることにしました。
使い捨てのメリットは清潔操作が簡単になることです。 1回限りの使用なので滅菌手袋が不要になります。使用済みカテーテル保存用の消毒液も不要になります。吸い終わったらゴミ箱へ捨てるだけです。 デメリットは使う本数が増えてコストが高くなることです。1日2本として月60本になります。 ![]() 下側が新しいカテーテルです。神戸市の訪問看護ステーションの方に教えてもらいました。 品名は、サフィード ネラトンカテーテル、12Fr、33cm、2孔式。製造販売業者はテルモです。1本30円位と思います。今までのが1本50円位ですから、かなり安価なカテーテルです。 特徴その1(下側)、コネクター部分がありません。 ![]() 特徴その2(右側)、先端が丸く塞がっています。導尿が主な使い道のようですがこちらの方が気管壁には優しそうな気がします。 ![]() 新しいカテーテルにはコネクター部分がありませんので、吸引チューブと接続するにはアダプターが必要です。 ![]() 上側:日本シャーウッド チュービングコネクター シムス型 下側:アズワン PPチューブジョイント 5-4042-30 現在は上側のチュービングコネクターを使用しています。これは購入が100本単位と、個人で購入するには少しハードルが高いです。医療機関から分けてもらいました。掃除しながら繰り返し使っています。 このチュービングコネクターは長さが約11cmと長くて細いのでカニューレのウィングの下とか、通常では吸引できないような場所でも吸引できて便利です。 新しいカテーテルのコストの件ですが、価格が安いので今まで通りクリニックから無償で支給してもらえることになりました。滅菌手袋(これも無償支給でした)が不要になったのでクリニックの負担は返って安くなったかも知れません。 自動吸引のおかげで吸引環境がどんどん(良い方向へ)変わって行きます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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