カテゴリ:音楽
久しぶりにoasisを聴いている。もう何ヶ月ぶりだろう?この音、この声。
この slide away とか、聴いていると泣きそうになる。そういう歳になってきたということか。 最近はずっと平沢進だったり、お子ちゃま達に付き合ってヱヴァのサントラだったり、そのへんのJ-POPだったりを聴いていたけど、心の中に何か隙間が空いていたのかも知れない。細かい罅があちこちにあって、でもそれは脳内に膜(例のあれだ)が張られてしまっていて、ぼやけてしまって見えない。どこにどれだけの亀裂があるのか、どれだけの傷がついているのか、さっぱり分からない。自分のことなのに。 でも、こうやって音楽を聴いていると、oasisを、Noelの声を聴いていると、少し頭の中がクリアになり、膜の濁りが取れていくような、そんな感覚になる。クルマのフロントガラスの曇りがデフをかけることで少しずつ晴れていくような、そんな感覚がある。 そしてついでに細かい傷や罅が埋められていくのにも、気づく。激しいリズムや、ギターの轟音は、今は要らない。でも、このメロディ、この音、これが少しだけど、私の心の中を洗ってくれる。 で、結局ここに戻ってくる。Don't look back in anger最近はアコギでやってる事が多くて、それがまた良い。しんみりとさせる。 今、oasisは実質解散中という名の兄弟喧嘩中。Noelが脱退宣言してからもうだいぶ経った。なんだかんだで結局元に戻るさ、という楽観的見方をする人もかなり減ってきて、「ほんとに解散すんの?」という声が大きくなってきている。私はまだ楽観的で「どうせロンドン五輪の時あたりになんかやって手打ちだろw」とか思っていたりもするんだけどw それでも去年(去年だっけ?もっともっと遠い過去のことのような気がする…)の幕張に行けて良かったと思っている。ひょっとしたら最後だったかもしれない、という気持ちはいかな楽観的に構えていても、多少はあるわけで。あそこで歌えて良かった。 さあて、明日も明後日も未来は希望に充ち満ちている、というふりをしようか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.03.06 03:42:54
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