春は花 夏杜鵑 秋はもみぢ葉

風が強い。低気圧が通過する影響みたいだけど、これに伴って雨も降るみたいだし、春の嵐が吹き荒れる春分の日になりそう。明日は引きこもりだな…。(´･ω･｀)


そして久しぶりに物凄い難癖をつける団体を見た。なんだこれ。ただのいちゃもんにしか見えない。まさに新規出店妨害。


地方議会の議員さんたちに献金とかしまくってるのかねぇ…。所属している理容店は料金もカルテルみたいな形で縛られて、自由がないという話もあるけど、要するに1000円カットの店が増えてきたんで、規制をしてくれ、と上に泣きついたわけでしょ。


自分達で新たなサービスとか付加価値をアピールしないで、出る杭を打つ。最悪や。('A`)


私は1000円カット愛用者。切る人によって技量の差が結構あったりすることもあるけれど、概ねいつも満足している。別に染めるわけでもないし、「○○みたいにしてくれ」とか無茶を言うつもりもないし、そもそもハゲる傾向が出ていないだけ幸せだと思っているので、髪型なんてそれ相応であれば別にどうでもいいし。っていう客層をうまく掴んだのが、この1000円カット店なんだろう。


駅構内にあったり、ちょっとした時間潰しの代わりにもなるし、10分でカットできます、っていう謳い文句も分かりやすい。実際に10分で終わった試しはない(だいたい15分くらいかかる)けど、虎刈りにされた経験はないし、襟足に髪が残ったことが1回あるけど、それ以外は別にそんなこともないし。


洗髪しないから髪の毛が落ちて不衛生だ！とか言ってるみたいだけど、自分たちの店だって洗髪しないコースとかあるだろうに。抜け毛体質の人に喧嘩売ってる？毛虱は床屋で移らないって話も聞くけど…実際はどうなんだろう？少なくとも都市部で毛虱はもう殆ど見ないけどね…。やるなら「洗髪義務化」にしないと理屈が通らない。


結局、この話にはどうしても業界の利権構造が見え隠れする。利権云々するほど床屋は儲かってない！という話もあるけれど、新しいビジネスモデルの登場によって、存亡の危機に立たされていることは、実際に1000円の店を使っていてその混雑っぷりを知っている身としては、想像に難くない。


だけど、だから潰す、という形の対応は利用者の反発を招くだけだと思う。この話を聞くと、もう床屋には行きたくないと思う人も出てくるだろうし、結局現場には何の得にもならないと思うんだけどな…。それよりも料金の自由化を図るとか、それこそ洗髪とか顔剃りとか、1000円の店では出来ないことを付加価値としてアピールするとか、そういう方向で生き残りを図るべきだと思うんだけど…。


まあそもそも髪を切るのに3800円とか出せなくなっている人が増えてきている、ということもあるんだろうし…。私も元はと言えばそうだったわけで…。(^_^;そして今では3800円も出すのがバカらしくなっている1人。まあそれは置いておいて、1000円出すのがやっと、という層が確実に増えてきていることも考えて欲しい。これって、デフレ経済のある意味縮図のような気もする。