春は花 夏杜鵑 秋はもみぢ葉

今日は朝起きてみたら、愚妻が毛布かぶって寒い寒いと震えておった。38℃ちょっとの熱が出てて、一瞬インフルエンザかと焦ったけど、夜帰ってきてみたら、どうやら喉風邪だったらしく。ちょっと安堵。そろそろ流行のピークだろうし、用心せねば。


この年末から年始にかけて、また結構DVDを借りて観た。TSUTAYAは最近経営が厳しいのか、競合他社の100円レンタルの勢いに負けているのか、まあそのへんはよくわからないけど、とにかく客が減ってきているように思う。ほとんど毎週のようにTSUTAYAに行って、なにかしらを借りてきていたからねぇ…。個人的に、発掘良品コーナーは最近いささかネタ切れ気味(´･ω･｀)まあいいんだけど。


で、最近観たもので印象に残っているもの。リンクは例によって？面倒臭いから興味のある方は、各自グーグル先生に頼んでくだされw


「薔薇の名前」
「第9地区」
「2010」
「掌の小説」
「真幸くあらば」


逆の意味で印象に残っちゃったものも結構あったりしてw 「風の音を聴け」とか「ゴールデンスランバー」とか「ジャガーノート」とか「アイズ・ワイド・シャット」とかw どれも結構微妙だったな…。(´･ω･｀)キューブリックもこれが遺作になっちゃうってのは、ちとね…。(´･ω･)


ふと気づいたんだけど、私ってば、キアヌ･リーブスとショーン･コネリーが結構好きらしい。今ふと頭の中で今シーズン借りてきたDVDを思い出してみると、この2人の出演作がかなりあったりする。っていうか、マトリックス3本買っちゃってるしね…。(´･ω･)3ﾎﾞﾝﾃﾞ750ｴﾝ･･･


自分でも気づかないうちに、いろいろな傾向が出てて、そういうのに気づくのもまた面白いけど。


で、良い方で印象に残った5本。「薔薇の名前」は今更言わずもがな。しかしショーン･コネリーはどこまで行ってもショーン･コネリーでしかないのね…。（笑）まあそれがいい！と言われたらそうなんだろうけどw

「第9地区」は…なかなか異色作ではあったと思う。南アフリカが舞台とか、宇宙人がやってくるはいいが帰れなくなってスラム街形成とか、なかなかフリーダムw なんで宇宙船の燃料みたいなものを浴びたら宇宙人になっちまうのかとか、変な突っ込みどころは色々あれど、なかなか面白かった。終わり方がちと切ないけどw


「掌の小説」は川端康成から。私は歴代の日本人作家の中で、1番美しい文章を書くのは川端康成と泉鏡花だと思っているので、なんか川端の作品の映画化と聞くと、反射的に手が伸びてしまうw で、この作品、出来自体は…まあそれなりだけど、空気感というか、色というか、川端作品の雰囲気は良く出ているような気がして、実はこの作品、原作読んだわけでもないのに（爆）、ちょっと心に残った次第。こういう言い方もなんだけど、川端康成の妄想力ってすんごいよなぁ…、と今でも思う。「みずうみ」とか、誰か映画化しないかなぁ…？


「真幸くあらば」は…ごめん、主人公のお姉ちゃんが知り合いによく似ていたのw（爆）だからって変な気持ちになったりはしていないよ（笑）あと、これを観ていてふと「死刑囚042」という漫画を思い出してしまった。


そして、「2010」。言わずとしれた「2001年」の続編。殆ど神作品の位置にまで上り詰めてしまっている「2001年」と比べて、ぶっちゃけそんなに評価は高くない。（爆）でも、作品自体はそんなつまらんもんでもないとは思っている。特にイオの表情なんて、なかなか見せてくれるし。無理矢理キューバ危機のような演出をつけちまったのが、なんだか安っぽくなってしまった原因かもしれん…。(´･ω･)HAL復活～木星圏脱出までの流れは、ちょっと泣ける。HALの声がダグラス・レインで、ボーマンはキア・デュリアであるところが、この作品の良心。これでディスカバリー号の内部も完璧に再現できていれば、もうちょっと評価は高かったかもしれないのに…。(´･ω･)

個人的には、特典でついてたメイキングがヨダレものw キア・デュリアのインタビューがちょっと入っていたりして、この約10分だか15分だかで、このDVDを買うことを決めたくらいw とは言ってもブックオフで探すんだけどね…。(´･ω･)まあ、そんなに難易度は高くないだろ…。多分w

ちなみに、この「2010」、2010年が終わる寸前に見終えたという…だからなんだと言われたらそれまでなんだけどw だから2010年の大晦日は、「はやぶさ」プラモと「2010」の2つで締めたと言えるのかもしれない。



それにしても去年から随分とTSUTAYAには金落としてる気がするな…。ちっとはその分割り引いてくれてもいいのにな…。(´･ω･)