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2016.08.09
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カテゴリ:文学

逸翁に親しみを感じるようになったのは、大学の専門課程に進んで日本美術史を始めてからでしたが、その前から、小林一三の名前だけはよく知っていました。

僕の親爺は町医者でしたが、逸翁と同じく本当はなりたかった新聞記者の夢があきらめきれず、求められるままに雑文を書いて楽しんでいました。ある経済雑誌に連載したものを、『財界巨人伝』(ダイヤモンド社 1954)なる一書にまとめたのですが、その中の一章に「小林一三」があり、それを読んでいたからです。

親爺がこの一本を逸翁に献呈したところ、すぐに鄭重なる墨書の礼状が届いたのです。親爺はよほどうれしかったらしく、これを額装して自分の部屋に飾っていました。僕が小林一三の名前を早くから知っていたのは、このような因縁によるのです。

 






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最終更新日  2016.08.09 21:11:00
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