テーマ:京都。(6067)
カテゴリ:ブルゴーニュ 赤
京都で買い物。たいしたもんじゃないけどね。 無印→Loft→大丸。 このLoft→大丸間、錦市場をぶらぶら。ついでに、ちょっと食べ歩き。 「焼きぽん」。 何かというと、一種の焼き栗。大粒の丹波栗。栗の下のところに切れ目が入っていて、カラがぱっくり剥ける。そのなかから、ぽっこりと栗の身。しっとり、もっちり、ほっこり。おいしい。冷えた方が甘みが増す。 150g(9~12個)500円。 ハモの天ぷら。 ほんのり塩味のきいたコロモの中に、ふんわり、ほっこり、白身のハモ。 冷めていたけど言うことなし。 一串200円。 中トロのあぶり。 土曜日だけ。 これは、火が通っているところは硬くなっているが、中の生のところが口のなかでさわさわと溶け崩れていく。マグロの旨みも、じゅわ~~。 一串200円。 ハモ天ぷら、中トロのあぶり、それぞれどこの鮮魚店か忘れたけど、別々の店。 ほとんど、縁日気分。 その他、試食も、色々。 錦市場の終わり、(というか、西側から入れば最初、ではなくて、正確には二軒目)の「だいやす」。 鮮魚店の半分がちょっとした飲み屋(オイスター・バー)。むろん、肴は鮮魚店の方から。 生牡蠣、生ホタテ。注文すると、殻の上に載った身を軽く火であぶってくれる。焼かれて殻がパチパチはねる。 これでビールをぐいっと・・・と立ち止まるが、客もいっぱい。 また、昨日、開けたジャン・グリヴォー ブルゴーニュ ピノ・ノワール 2004が家で待っているので、今日のところは素通り。。。 錦市場の「馬場商店」という川魚料理店で、実は、グリヴォーのお供を。 子鮎のたいたん。琵琶湖の子鮎を醤油、みりん、砂糖などで、上品にたいてある。ワタのほんのりとした苦味が、また、いい。 ほかにも、子持ち鮎(卵を持った鮎を煮たもの)、ハス(といっても、もちろん植物の蓮華のハスではない。琵琶湖・淀川水系特産の肉食魚。このハス、白身で淡白、実は安くて、ものすごくうまい)などもあったが、この子鮎が一番あいそうなので。 いけるね。和風甘辛とブル・ピノ、結構いける。 ただ、昨日の、「上人揚麩」は、もっとよかった。というか、和風甘辛風味とブル・ピノの相性、なかなかだと気づかせてくれた一品(今まで、ピノには、生ハム)。 「しょうにんあげふ」。 名前の由来はよくわからないけど、たぶん、生麩が精進料理の素材だということに由来するのだろう。 生麩を甘辛く味付けして、揚げてある。 薄くスライスして、芥子をつけて。 風味は、たとえば、いなり寿司の揚げ。 ただ、独特の歯ごたえが楽しい。しゃきしゃき、しこしこ。ゆばの腰の強いもの、とでもいうか。 そして、これが、なぜか、ジャン・グリヴォーのブル・ピノ2004と妙なるマリアージュ。 半兵衛麩の生麩、大好きで鍋の具としてけっこうお世話になってるけど、こういう物があったとは知らなかったな・・・。 大丸の地下で半兵衛麩に立ち寄ったが、あいにく、上人揚麩は売り切れ・・・。 それにしても、このグリヴォー ブル・ピノ 2004。 以前2002を飲んだが、まったく、同じ物という感じ。02の方が熟成していた分静寂があったが、その他のところはまったく変わりない。 色あいは、まだ若々しく、艶やかなくすんだローズ。 アロマは赤色系果実。スワリングで、肉系とミントが加わる。 すっきり、キレがよい。ドライでクリア。やわらかく、エレガント。タンニンがとても細かく、このエレガントさの由来はここなのかも、と。白葡萄系の酸味を思わせる余韻。 二日目は、昨日はか細かった果実味が肥えて、濃厚に。 また、さらにやわらかくなり、舌の上で転がしていると、ふわ~と口蓋に沁みていきそうなイメージ。 余韻に、ブドウのジクを思わせる、青い渋み。ただ、これは、あくまでも、まろやかで、エレガント。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/11/17 11:46:16 PM
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