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上生的幻想

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2008/09/08
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テーマ:★お菓子★(2732)
 
 IMG_7654.JPG
 
 中秋の名月関連。
 今年は、9/14(旧暦の8/15)。
 うさぎぴょこぴょこみぴょこぴょこ、あわせてぴょこぴょこ、むぴょこぴょこ?(って・・・ウサギじゃないでしょ?w)
 
 月でウサギが搗いていたのは、もともとは薬。不死の霊薬を搗いてつくっている、ってわけ。
 それが、「望月」(もちづき)で、「餅つき」に転化した・・・とか?
 
 
  嘆けとて月やはものを思はする かこち顔なる我が涙かな
 と、恋の物思いを月のせいにしようとする西行さん。
 
  月見れば千々にものこそかなしけれ 我が身ひとつの秋にはあらねど
 と、月を見てしみじみと秋を感じている千里さん。
 
 秋の月ではなかったかも知れないけど、満月の夜にドッペルゲンガーをみる梶井基次郎。
 Kは満月にむかって昇天しちゃいました・・・
 
 ヴィスコンティのルートヴィヒも、ヨーロッパでは女性性を象徴する月が支配する夜が好き~。(「月光の君」(だったかな?)とかおもしろ半分であだ名をつけられてた)
 でも、古代の日本では、太陽が女で、月は男。
 女だといわれれば女のようにも、男だといわれれば男のようにも、どちらにも見える気が。。。
 
 
 薯蕷の丸さが、望月に住む月兔、って感じ。
 目は羊羹、耳は焼印。
 じ~っと見つめあっていると、何か物思いにふけっているようにも見えてくるのは、月兔だけあって、鏡のように僕のこころを映し出してのことか?
 
 
 種は黒漉餡で、ほっこり。
 ふっくら薯蕷饅頭。
 
 
 名月、といえば、ちょっと「だきすすき」を思わせる(かも知れない)こんな上生も   嵯峨野






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Last updated  2008/09/08 10:22:14 PM
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