テーマ:★お菓子★(2732)
カテゴリ:おたべやす 京都 和菓子編
中秋の名月関連。 今年は、9/14(旧暦の8/15)。 うさぎぴょこぴょこみぴょこぴょこ、あわせてぴょこぴょこ、むぴょこぴょこ?(って・・・ウサギじゃないでしょ?w) 月でウサギが搗いていたのは、もともとは薬。不死の霊薬を搗いてつくっている、ってわけ。 それが、「望月」(もちづき)で、「餅つき」に転化した・・・とか? 嘆けとて月やはものを思はする かこち顔なる我が涙かな と、恋の物思いを月のせいにしようとする西行さん。 月見れば千々にものこそかなしけれ 我が身ひとつの秋にはあらねど と、月を見てしみじみと秋を感じている千里さん。 秋の月ではなかったかも知れないけど、満月の夜にドッペルゲンガーをみる梶井基次郎。 Kは満月にむかって昇天しちゃいました・・・ ヴィスコンティのルートヴィヒも、ヨーロッパでは女性性を象徴する月が支配する夜が好き~。(「月光の君」(だったかな?)とかおもしろ半分であだ名をつけられてた) でも、古代の日本では、太陽が女で、月は男。 女だといわれれば女のようにも、男だといわれれば男のようにも、どちらにも見える気が。。。 薯蕷の丸さが、望月に住む月兔、って感じ。 目は羊羹、耳は焼印。 じ~っと見つめあっていると、何か物思いにふけっているようにも見えてくるのは、月兔だけあって、鏡のように僕のこころを映し出してのことか? 種は黒漉餡で、ほっこり。 ふっくら薯蕷饅頭。 名月、といえば、ちょっと「だきすすき」を思わせる(かも知れない)こんな上生も 嵯峨野 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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