テーマ:★お菓子★(2732)
カテゴリ:おたべやす 京都 和菓子編
こなしの上に栗の甘露煮が載っている。 こなしの部分は、先週は、紅が紫だった。これも、色変わりする上生。 イガに包まれた栗をイメージしているのだろうか? こなしの色は、紅葉をあらわしているのだという。 秋の味覚の代表として栗を、そして紅葉の錦、そのふたつをあわせて、秋の楽しみ、ということらしい。 (こなしの三色は、サツマイモ、みかん、柿、じゃない!) 種は、白漉餡。コクがある。 こなしは、もっちりした舌触りで、さわやかな味わい。こまかい細工がしてないので、鶴屋吉信本来のこなしの風味が素直に表現されていたのだろう。 栗の甘露煮は、やわらかく、ほろっ。さっぱりした甘みで、栗のコクがよく出ていた。 やや重めの白餡が低音、さわやかなこなしが高音、そのなかに栗の風味がふわりと響きあっていた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008/11/27 09:45:48 PM
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