カテゴリ:いちま
いちまの振り袖、完成(^o^)/
早速、いちまに着せてみた。。。 綸子紅梅地巻狩文様振袖 有栖川錦帯 有栖川錦は、お茶の裂(きれ)でもおなじみ。 振袖が巻狩なので、鹿柄の有栖川錦を。 帯は、能でいうところの、紅無(いろなし)。若い女性は、紅入(いろいり)といって、紅や赤などの入ったものを着るので、この紅無の帯は地味かとも思ったが、あわせてみると引き締まった感じ。また、地味で渋いのが、かえって、いちまの子供っぽさを強調。 かさねは、卵色の縮緬。 下着は、紅絹。 と、ありあわせのもの。 にしては、結構、うまくできた感じ。 ストロベリー・エスカルゴの襲w ストロベリー・エスカルゴとは何か、というと、架空のお菓子。 京都のシェ・ラ・メールのロールケーキ、エスカルゴ(これは実際にある)に、ストロベリークリーム、たっぷりのイメージ。 ちなみに、シェ・ラ・メールのエスカルゴ。見た目は地味だけど、むちゃくちゃおいしい。 そんな、ふかふかのストロベリー・エスカルゴに包まれて、食いしん坊のいちまは、ほくほくww 後ろ姿 帯の結びは、「揚羽文庫」。 奥さんオリジナル、らしい。 着付けは、上村松園風。 松園の絵を見ると、袖口や振りから、襲が少し、下着がたっぷり見えている。 春秋(左隻) 今の着付けとはちょっと異なっている。 また、いわゆる市松人形の着付けとも違っている。 詳しいことはよくわからないが、市松人形の着付けは、大正期の東京系の着付けかも知れない。 松園は、京都の祇園界隈の着付けかと思われる。 若い女性だけでなく、中年の女性で家事をしているような女性も、ごく普通に、袖口、襟元、下着をかなり出している。これは、汚れのことを考えると結構合理的。また、見た目も、今時のぴちっと着付けとは違った良さがある。 夕暮 そこで、襟元、袖口、振りなど、いちまの振り袖、かさね、下着をこのようにしてみた。 着付ける時に、ではなく、こうなるように、仕立てで、袖口、振りは、ちょっと工夫してみた。 とくに、振りの部分は、子供っぽく、下着をたっぷり。 思ったより、かわいくなった^^ いちまも、ほっこり^^ 大人っぽい表情が、映えるようになった。 (はこせこ、扇子、帯揚げ、帯締めは、つかいまわしだけど・・・) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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