読書「塗仏の宴~宴の支度~」
京極夏彦著書「塗仏の宴 宴の支度」を読んだ。「塗仏の宴 宴の始末」に続く前半のストーリー。シリーズもの。ぬっぺらぼう、うわん、ひょうすべ、わいら、しょうけら、おとろしという妖怪をテーマにした6つの物語。といっても妖怪は出てこない現実に関連付けた内容。今回、シリーズの登場人物小説家「関口巽」が伊豆山中の集落が住人ごとに消えてしまったという取材依頼を受け地を訪れる。しかし、その後何があったか、なぜか殺人疑惑で逮捕。自分が殺したような殺してないような意識朦朧とし精神的に不安定に。同じくシリーズの中心人物である京極堂は、あまり出てこなかったので「塗仏の宴 宴の始末」でかっこよく謎解きをするのだろう。続きが楽しみ。文字配列上下段600ページちょいと分厚かった~。