きもの とはずがたり・・・お店番
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昨秋に頂いたあるご縁から半年を経て、いよいよ実現の運びに到りました。 益子木綿 草木染 手引き綿紬 ≪箱田侑子 展≫ 3月26日(木)~28日(土) 11:00~18:00 衣舞 店内にて 益子と言えば陶器・益子焼で名を知られますが、その地に伝わる《益子木綿》の存在を知る人は少ないと思います。 (別冊太陽 昭和50年11月発行) 益子で200年の歴史を持つ紺屋を営む日下田家。 昭和35年に当時の当主 日下田博氏が江戸時代に隆盛を極めた真岡木綿の伝統をついで工夫を加え産み出したのが《益子木綿》とあります。 その日下田博氏の指導を受けて以来、現在も益子木綿を織り伝え続けているのが、今回出展下さる〈箱田侑子〉さんです。 機織りを志した当初、若き箱田さんは、郡上紬の宗廣力三さんの門を叩かれたそうです。しかしその時はお弟子さんが多く機がいっぱい、2年待ってほしいとのこと。 それまでの繋ぎということで…その宗廣さんの紹介で結城紬の織元さんで修行を始めたそうです。 2年後には郡上に戻る…のはずが、日下田氏の益子木綿に出会い、手引きからの一貫した創作に強くひかれ、いつしか益子に移り住み、今に至ると言います。 「あの時の宗廣氏からの呼び戻しのお手紙、巻き紙に達筆なお手紙が未だ手元に有るのよ…」と、懐かしそうにお話下さいました。 地綿、茶綿、オーガニック綿などを手引きし、藍&草木で染め、高機で織り上げるという、 しっかり手間のかかる工程を経た、箱田さんの《益子木綿》 今回はこだわりの着尺と帯をご覧頂きます。 しかも、ここ数年、益子の地から外に出ていないものばかりです。 この機会にたくさんの皆様にご覧頂き、お手に取って頂けたらと思っています。 衣 舞 いぶ 260-0045 千葉市中央区弁天2-23-1 JR千葉駅 東口 弁天町側徒歩2分 043-252-8010
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つむぎ2231
お店番の合間に・・・街着のきものを扱うお店です。
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