紙おむつについてここでは紙おむつについて触れてみたいと思います。 色々調べた結果、現在は布おむつを使ってますが、いまりも全く紙おむつを使わないわけではありません。 ただ、子供に使っているものがどんなものなのか知ってほしいと思います。 1:紙おむつの成分について 紙おむつは「紙」でないということはご存知の方も多いと思います。 最近はメーカーでも、少しずつ紙おむつの品質を改良しているようですが、成分は石油から作られたプラスチック類がほとんどです。 つまり「紙」ではないのです。 また、おしっこを強力に吸収する高分子ポリマーは海外では不妊症や無精子症の原因ではという報告もあります。=「環境ホルモン」というやつです。 紙おむつには有害物質がたくさん使われているのです。。。 赤ちゃんのお尻の皮膚は大人の3分の1の厚さで、何でも吸収します。 紙おむつメーカーは、紙おむつに使われる成分の安全性を試験結果を持って実証していますが、紙おむつメーカーの社宅には布おむつが干してあるそうです。 このように、開発者も付けたがらない紙おむつをつけた赤ちゃんのお尻は、「化学物質」に包まれることになるのです。 デリケートな子供のお尻には、できるだけ使いたくはないと思いました。。 2:通気性について 現在は紙おむつの通気性がかなり向上しているようですが、おしっこを何回分も溜めた状態はどうでしょうか。 高分子ポリマーがゼリー状に膨れ上がって、通気性はゼロ。 お尻にゼリーをまとっている状態と同じですもんね。 紙おむつをつけた男の子がよく「おちんちんが痛い」と言うそうです。 この場合、布おむつにすることで改善されたそうです。 個人的感想ですが、陸は紙おむつより布おむつをつけるときの方がおとなしくしてくれます。 夏場の生理用ナプキンや、産後に長期間着ける産褥ナプキンを想像すれば、ムレムレのおむつをつけた赤ちゃんの気持ちが良く分かります。 少しでも不快に感じたら、大人である私たちはすぐにナプキンを交換できますが、赤ちゃんはそれができません。 紙おむつから布おむつに変えた赤ちゃんの夜泣きが減ったという話もあるそうです。 3:おむつ換えの回数について 紙おむつメーカーが「8.5時間分のおしっこを吸収します」と言っているのをCM等で聞いたことがありますが・・・。 何時間もおしっこを吸収した紙おむつは、たとえ赤ちゃんが不快に思わなくても、不衛生な排泄物に赤ちゃんのお尻をさらしているのです。 8.5時間の間に赤ちゃんは何回もおしっこをしています。 おむつの中はムレムレ、ばい菌だらけで不衛生な状態です。 おしっこだけであっても、すぐに替えてあげるべきんですが、紙おむつだとなかなかそれができません。 吸収力をどんどん向上させても、おむつ替えがその分少なくなっているのが現状です。 布おむつの欠点は、頻繁なおむつ替えだと思いますが、衛生面からみたら良いことです。 また、おしっこの回数やウンチの状態をチェックできるのです。 紙ではもったいないと思いがちなおむつ換えも、もったいないと思わずドンドン取り替えてあげられる、このメリットはすごく大きいと思います。 4:ゴミについて 紙おむつは、自治体によってゴミ処理法もバラバラ。 多くの自治体では焼却処理です。 これではダイオキシンが発生します。 埋め立てにすれば、分解に数百年を要します。 諸外国に比べて空気中のダイオキシン濃度が高いと言われる日本は、ゴミの処理の多くが焼却処分によるものです。 ダイオキシンを自分たちが発生させているかもしれないという現実を無視できません。 1人の子供が使う紙おむつの量は2トンくらいだそうです。 私たち1人1人の便利のつけが、未来の子供たちに回ってくるのです。 美しい地球を子供達に残してあげたいものです。 それぞれの家庭の事情でどうしても紙おむつしか使えない人もいるでしょう。 でも、子供の成長とともに余裕がでてきた時にだけでも布おむつを使用すれば、驚くほどゴミが減ります。 使用済みの紙おむつの悪臭に悩まされることも無くなりましたし、大きいおむつのパックを買わなくて済むので買物もとても楽になりました。 昼間は布おむつを使う保育園に子供を預けているお母さんもたくさんいるし、週末だけは布と決めている人もいるのです。 一方、布おむつの洗濯は水質を汚染します。洗濯の回数は減らせませんが、洗剤の使い方などの工夫で水質汚染を減らすことができます。 いまりは洗濯に重曹やお酢を使うようにしています。 ジャンル別一覧
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