そろそろ、ぼちぼちとじゃがいもを植え付ける畝の準備に取り掛かり始めました。
と、いっても、菜翁が旨さんは、いたって簡単に、そして安直に畝を作っています。
こんな、いい加減な方法でも、ジャガイモは嫌がらずに、丁寧にやっていたころと大して変わらずにそこそこ収穫させてくれています。
有難いことです。
じゃがたらおいも様さまです。
そうなんです。
子供のころは、「じゃがいも」を「じゃがたらいも」とも呼んでいました。
さて、その、安直なじゃがいもの畝つくりですが・・・
まず、収穫を終えた白菜の畝とその畝で使用した黒マルチをそのまま使います。
白菜は長さ9mほどの畝に、50cm間隔2列の黒マルチ穴で植え込んでいるのです。
とりあえず、 マルチを取り除いて、石灰を振り、スコップかビッチュウで簡単に畝を掘り返して、畝の真ん中に溝を掘って、鶏糞を20Kg一袋を振り込んで、更に硫安を振り込んで、土をかけて、マルチの穴を塞ぐために新聞紙を畝に敷いて、元の白菜用の黒マルチをかけなおして、じゃがいもの植え込み時期まで、畝を休める・・・という次第です。
じゃがいもを植える時は、そのまま新聞紙を破って穴をあけて植え込むだけであります。
白菜用の黒マルチをそのまま再利用するので、じゃがいもを植え込む間隔は白菜と同じ50Cmということになります。
この黒マルチは、じゃがいもの収穫を終えた後巻き取って保存しておいて、秋には又、白菜の畝に利用するのです。
この一畝分の一枚のマルチは白菜とじゃがいもに交互に数年の間利用することが出来るというわけです。
年々少しずつ破れていきますが、お構いなしに再利用出来なくなるまで何年間も使いまわしします。
冬大根や蕪も黒マルチを使用して栽培していますが、この、大根用の黒マルチは、白菜・ジャガイモに使用している黒マルチを50cm間隔の穴の間にもう一つづつ穴を開けて、25cm間隔の穴にして大根の種を播いています。
穴をあける手間が半減するというわけですね。
この黒マルチが大根の栽培に耐えかねるようになって、漸く、廃棄する、という塩梅になっています。
費用も手間もグンと低減できる、というわけですね。
毎年、白菜も大根も蕪も機嫌よく育ってくれていますよ。
なんせ、年々、齢を重ねるので、家庭菜園は、なるべく、収量を落とさずにかける手間を少なくなるする工夫を重ねることにしているのです。
そういえば、昔、石川島播磨重工や東芝の社長そして経団連会長を務めたことのある土光敏夫氏は「ミスター合理化」とも呼ばれていたことを思い出しました。
ケチというのか?
合理化というのか?
紙一重とは、このことでしょうか?
思わず、笑っちゃいますね・・・
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