僕は、今、81歳である。
一応、介護保険のお世話になっている。
と、言っても、要支援1であるが・・・
介護保険のお世話になった要因は、要介護3で歩行器に頼りきっている妻が尻餅をついて、僕は腰をかばうために腰痛ベルトを装着してから、妻をを引き起こそうとしての介護中に、圧迫骨折をしてコルセット装着生活になったことである。
第十二脊椎と第一腰椎の圧迫骨折である。
妻の介護があるので、入院は出来ない。
今もコルセットをを装着しているが、夕食の片付けを終えた後、翌朝の起床までは、外すことが出来るようになっている。
で、これを機に自分の病について色々調べてみた。
まずは、日赤病院眼科での白内障の手術前の検査で、『「未熟児だった」、と言われたことはないか?』と、聞かれた折に、そういえば、大昔に母から、『あまりにも体が小さかったので、小学校への入学を一年間遅らせようかと考えたことがあった・・・』と聞いたことを思いいだしたので、それを伝えたのだった。
「未熟児網膜症」というやつだったようである。
そして、この「未熟児網膜症」は、令和元年7月1日に「小児慢性特定疾病」に指定されることになっていた。
【未熟児網膜症とは、未熟児において眼の後部(網膜)にある微小な血管が異常に成長する病気です。 未熟児網膜症は早産との関連が強く、ほとんどの症例は子宮内での発育が30週間未満で出生した新生児にみられます。 最も重症の場合には、微小な血管の急速で異常な成長によって網膜剥離が起こり、視力障害につながる可能性があります。】
そして、なんせ、かろうじて戦前のことであるから、未熟児といっても、体重はもちろん、どのくらいのものだったのかは、さっぱりわからない。
母は僕のへその緒を小さい桐の箱に入れてタンスの引き出しに大切にしまってくれていたが、そこには生まれた時の体重を書いた紙きれなどは、入っていなかった。
なんせ、その時代には、まだ、産婆さんが来て出産していた時代であったのだった。
体重や身長などの測定なんぞ、していなかったのであった。
ただ、元気で生まれさえすれば、それが一番だったのであった。
勿論、「未熟児」だから、どうのこうのということは、あってないようなものであったであろう。
なんせ、昭和16年といえば、第二次世界大戦の戦前だったのだから・・・
分かっていることは、『あまりにも体が小さかったので、小学校への入学を一年間遅らせようかと考えたことがあった・・・』という母の言葉だけであった。
しかし、もう一つ覚えているのは、入学のずいぶん前から、母から文字を教えてもらったことである。
当時の国語をはじめ教科書は、カタカナ書きであった。
「シロコイシロコイ・・・」と、なんせ、友達と比べて、身体が非常に見劣りするので、勉学がクラスのみんなについていけるようにと、母親としては、必死だったようである。
『シロ』とは、犬の名前である。
そして、小学校入学にあたって、成績のよさそうな(?)一年生の知り合い人から、教科書をお下がりしてもらえる一年生を捜していた。
当時は教科書は殆どが順送りであっので、賢そうな人から貰うと、教科書への書き込みも賢いものだと思っていたようである。
ところが・・・いざ入学してみると、とんでもないことが待っていたのである。
ご承知のように、学校教育法が1947年に(1947年2月29日法律第二十六号)公布された、いわゆる六・三制とよばれる教育改革により、國民學校初等科1年生としての入学準備をしていたのだったのが、新制小学校一年生として入学することになったのである。
教科書はひらがなで、せっかく苦労して母に教えてもらって覚えたカタカナが、どこにも無かったのであった。
ダイアル電話からいきなりスマホデビュー・・・というようなものあった。
しかし、同級生全員が同じスタートラインに立ったのであった。
お陰で、このことが僕にとっては幸いしたようであった。
1年生から3,4年生のころまでは、クラスや学年では目立つような成績だった記憶はまったくなかった。
5年生になってから、だんだん成績が上がっていたようであった。
クラス委員もするようになって、6年生では級長(委員長)をするようになっていた。
ただし、体育と音楽の成績は、本来ならゼロ点といったところであろうが、さすがに先生もゼロは気が引けたのか、6年間ずっと最低点であった。
1年生のあるとき、自宅で、学校で習った唱歌を機嫌よく口ずさんでいたら、母から「オンチやなぁ~」といわれたことが頭から離れなくなって、歌わなくなってしまったのだった。
いわば、トラウマになってしまったらしい。
それ以来、今もオンチである。
オンチというのは音程違い(オンテイチガイ)ということであろうか?
また、体育も、限りなくゼロに近い1であった。
運動会の駆けっこは、六年間ずっとビリを死守(?)したのであった。
しかし、5年生か六年生の頃の体育に、「前方倒立回転」を習った。
案の定、ボクだけ何回やっても出来なかったのだった。
それが、何を考えていたかは思い出せないが、どこかの家の畑に、掘り上げたさつま芋のつるが積み上げてあるのを見て、その弦の上で練習し始めたのだった。
失敗しても、サツマイモに弦がクッションになるので背中を打っても痛くなかったのだった。
学校から帰ると毎日のようにそこで練習をしていた。
一週間か十日ほど練習をしたある日、回転後に立ち上がれるようになっていたのだった。
学校にあった、硬いマットは硬くて痛そうに見えたので、未熟児の本能(?)としては、そこに倒れこむようなことは、避けたかったのであろうか?
お陰で、「運動は、ボクは、人並み以上に努力すれば出来るのだ」と、自信がついて、勉強に身が入るようになったようだった。
オンチも、練習すればうまく歌えるようになるだろう・・・と、気楽になれたし・・・。
それはさておき、母の必死の思いと努力のお陰で、未熟児まがいの僕であったが、6年間無遅刻無欠席を成し遂げたのであった。
卒業式では、僕一人が6年間皆勤賞をもらった。
精勤賞は数人いたが・・・
学業成績よりも、僕にとっては、6年間皆勤賞が今でも何よりのたからものであった。
なんせ、このことが、今の僕の身体の基礎体力を築いたのだっだのであろうと思う。
この6年間皆勤賞の賞状を見失ってしまったことが、いつまでも悔しい。
※ ※ ※
40歳になると、『成人病検診(今のメタボ検診)』を受けた。
例にもれずに、高血圧症、高脂血症おまけに十二指腸潰瘍瑕疵が見つかった。
毎晩、残業でおそくかえってから、大瓶ビールを2,3本飲んで、よく食べて、睡眠時間を削って、気がつけば体重は64キログラムまで増えていたのだから、それでも、糖尿病にはなっていなかったのが、幸いであった。
この機会に、真面目に通院していると、『洞性の徐脈』もみつかった。
しかし、この頃は、まだ、経過観察程度のものであったらしい。
電気信号を発する『洞結節』の機能障害により心拍数が減少して徐脈や心停止を起こす病態を『洞不全症候群』といいます。
⚫︎洞性徐脈
一般的に1分間の脈拍数が持続的に50回以下を『洞性徐脈』と定義することが多いです。
必ずしも病的というわけではありません。洞結節自体に異常はなく無害なケースが多いた
め、特に治療の必要がないケースがほとんどです。
10年ほど真面目に通院していると、症状は安定して、今飲んでいる薬を続ければよいようになっていたので、通院しやすい近くの病院に転院を勧められ、それに従って転院したのだった。
もちろん、このころにはビールの飲量も、タバコの数量も減らしていたのである。
※ ※ ※
今の主治医になってから、心電図検査で徐脈性の不整脈が見つかり、経過観察中であったが、齢をかさねるとともに、ペースメーカの植込みを勧められて、植込み手術を受けたのだった。
勿論、私の場合は、『洞結節の機能障害』が 甲状腺ホルモンの不足によるものである事が原因なので、甲状腺ホルモンを補う処方薬も飲用している。
また、頭部のレントゲン検査でもやもやした影がある・・・ということで、精密検査をした際に、主治医の指示でCT検査を受けたところ、国立医療機構での専門医による精密検査をしてみよう、ということで、二泊三日の入院しての静脈から頭部に造影剤を注入しての血管造影検査を受けたところ、『脳動静脈奇形』であるが、手術をするほどの悪性ではないので、経過観察でよい、という事であったので、今でも、時折、レントゲン検査やCT検査を受けている。
この検査の結果による担当医師によってつけられた診断名は「静脈性血管腫瘍(奇形)」であった。
『この病気自体は悪性ではなく、症状がなければ放置しておいても問題はありませんが、ときにてんかんの発作の原因になることがあります。
特に、もろい血管が破れて恐ろしいくも膜下出血などの原因になることがあるので、特に若い患者さんでは治療が必要になります。』
と、いう事で、私の場合には、すでに後期高齢者ということも踏まえて、担当医師の判断により、経過観察ということになった。
【脳動静脈奇形は、生まれる前(胎児期)から小児のときにかけてできる脳の血管の奇形で、ナイダスと呼ばれる異常な血管のかたまりを介して太い動脈と静脈が直接つながっています。通常遺伝することはなく、年間10万人に1人程度発生するまれな病気です。
通常、心臓から送り出された血液は動脈を通り、毛細血管につながって組織に栄養を与えた後、静脈を通って心臓に戻ります。脳動静脈奇形ではこの毛細血管がなく、ナイダスに置き換わっているため、動脈からの血液が一気にナイダスに流れ込み、静脈に抜けていきます。このため、ナイダスや静脈に負担がかかり、そこの血管が破れて出血することがあります。】
************************************************
サイズ H24×D235×W775mm 他多数
新協和 アシストスロープ [ スロープ 段差 段差プレート 段差解消スロープ 段差ステップ 玄関 階段 廊下 トイレ 洗面所 屋内 転倒防止 介護 介護用品 介助用品 歩行補助具 介護市場 福祉用品 車椅子 ]
非常にずれにくい材質のため固定せずに置くだけでも使用できます。(両面テープ付)
●軽量なので使用しない時は容易に移動できます。
●高さ、幅などをカッターで切断し調節することができます。
●独立気泡ポリエチレンフォームを使用していますので踏み心地がよく、クッション性があります。
車イスでも使いやすい、ゆるやかな勾配
※介護保険による住宅改修費用の給付をうける場合は、スロープを固定する必要があります。
************************************************
1年保証 低反発枕 120cm ロング抱き枕 低反発ウレタン 枕 ロング枕 チップ 低反発 まくら 安眠 ロングピロー 低反発まくら マクラ 寝具 ピロー 安眠枕 pillow 洗える パイル カバー ★[送料無料]
************************************************
ポイント5倍 爪切り ニッパー おすすめ 巻き爪 足 巻爪 厚い爪 変形爪 爪やすり 陥入爪用 高齢者 ステンレス製 滑り止め加工 プレゼント 収納 ケース付き 送料無料
************************************************
伊藤園 北海道 カフェインゼロとうきび茶 1ケース (500ml×24)
送料無料 / 伊藤園 北海道限定
とうきび コーン茶 ソフトドリンク お茶 とうもろこし茶
************************************************