ガイア理論

　　　　　　　　　　　　　「　ガイア理論　」

「地球はひとつ」、「みんなつながっている」などといった言葉が平和活動や自然活動でよく使われていますが、それが科学的に証明されつつあります。

生物物理学者のジェームズ・ラブロック氏が提唱しているガイア理論がそれでその理論とは

「母なる星地球は、それ自体が一つの巨大な生命体の仕組みを持っており、私達人類もまた、その人智を越えた複雑、精緻な生命の仕組みの一部分として生かされている。」

というものです。

地球上のすべての生命が地球という大きな一つの生命を生かす役割をそれぞれ担っているというのです。

地球には自己体温調節機能があります。太陽の放射するエネルギーは日々違いますが、地球の温度は海流や風、植物などによって生命の生きやすい温度に保たれているのです。

酸素濃度もそうです。２１％にしっかり保たれているのは偶然ではなく、それよりも少しでも多いと山火事などが頻発するだろうといわれています。

地球上のすべての現象が偶然ではなく、地球という生命によって調節されているのです。

人類も地球の一部でその役割を担っています。

私たちは生命を宇宙に広げる役割を担っているのかもしれません。

地球を支配し所有するのではなく、管理する役割を持っているのかもしれません。

ただ、私たちは今、戦争・自然破壊を頻発させ、その役割を見失っています。相次ぐ異常気象や伝染病は地球からのメッセージとも受け取れます。

今、私たちは価値観を変えるときではないでしょうか？国境・人種は私たちの頭で作り上げた概念でしかありません。すべての生命は同等で敬うべきものです。

そう考えると、ガイア理論は幸せにつながっていくのではないでしょうか。

人と人、すべての生命、自然、地球はすべてつながっています。

そう考えると大きな安心感が生まれませんか？

■　　今日のおすすめの作品　

先日、龍村仁監督のガイアシンフォニーを観てきました。ジャック・マイヨール、ジェーン・グドール、星野道夫、ダライ・ラマ１４世などの尊敬すべき偉人にインタビューしたシンプルなドキュメント映画ですが、内容は素晴らしいものでした。久しぶりに感動した映画でした。ガイア理論に興味がある方はおすすめの映画です。観客の自主上映ですので、情報はこちらから

http://www.gaiasymphony.com/