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カテゴリ:読書/歴史系
土佐藩って特別身分差別の激しいトコだったんですね。。
「武士」といっても「上士」と「郷士」があって、竜馬は「郷士」の方です。 「上士」とは、関が原の戦い以降(つまり徳川家康が褒美として領土を与えたのですね)、土佐に入った山内氏家臣の武士のことを言います。 「郷士」とは、山内氏が入る前の土佐を支配していた長曽我部氏の家臣の末裔です。 同じ武士といっても、上士たちは郷士を虫ケラのごとく扱っていて、とても差別していました。 もう異常なくらい。。 これが土佐を幕末の激流へと押し出した根本的な理由であります。 竜馬は結局、そんな身分制度に縛られた保守的な土佐藩に愛想を尽かして脱藩したのですからね。 読んでいると、三百年もの間鎖国をし、ゆうゆうと惰眠をむさぼっていた江戸時代の日本っていうのは、ホント特異な時代のような気がします。 なんてゆーか、奇跡に近いかも。。。 これは島国ということが幸いしたのでしょーが、それにしてもなんか不思議なんだよなあ。。 さて続きはどうなっていくのでしょう…。 楽天ブックス竜馬がゆく(2)新装版を見る お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.06.20 21:47:44
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