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カテゴリ:読書/小説
自分は少女誘拐監禁事件の被害者だったという驚くべき手記を残して、作家が消えた。
黒く汚れた男の爪、饐えた臭い、含んだ水の鉄錆の味。 性と暴力の気配が満ちる密室で、少女が夜毎に育てた毒の夢と男の欲望とが交錯する。 誰にも明かされない真実をめぐって少女に注がれた隠微な視線、 幾重にも重なり合った虚構と現実の姿を、独創的なリアリズムを駆使して描出した傑作長編。 柴田錬三郎賞受賞作。 <本書より> 残虐記 初めて読む桐野夏生作品。 本書は、薄いし、読みやすいし、最後まで一気にあきずに読むことはできましたが、 でも、自分には理解できない世界というか、共感できない世界だったので、 あまり肌に合わなかったかな…ってカンジ。。 ワタクシは基本的に鬱々とした話はニガテなので。。。 それに、結局ナニがホントなのかよくわからない部分が多すぎるし… あんまりスッキリしない終わり方でした。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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