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2009.03.22
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カテゴリ:読書/歴史系
日本歴史上未曽有の戦乱期、その記録をなぜ『太平記』と名付けたのか?
“天皇家乗っ取り”という野望成就を目前にして急死した足利義満は暗殺されたのか?
数々の謎を秘めた南北朝の世に斬り込む逆説の日本史シリーズ文庫、待望の最新刊。



逆説の日本史(7(中世王権編)) (小学館文庫)


今回は、
「尊氏対後醍醐編」 「『太平記』に関する小論編」 「尊氏対直義編」
「「日本国王」足利義満の野望編」 「「恐怖の魔王」足利義教編」の全五章。

平たく言うと、室町時代の話ですね。

この時代のことは、ワタクシ全然詳しくないので、
「へー、こんなことがあった時代なのねー」と驚きながら、とても面白く読めました。

実はかなり昔、NHK大河ドラマの「太平記」を見たことはあるんですが、
(真田広之さんが足利尊氏役でしたっけ…)
南朝やら北朝やら、なんかややこしくてワケがわからなくなり、途中で見るのやめた記憶が…(アセ)

でもこの本は、かなりわかりやすく書いていらっしゃるのでとても助かりますスマイル

後醍醐天皇が何を求めて建武の新政を行おうとしたのかということも、
本書を読んで、なるほどと思いました。

ここらへんにも、中国と日本の歴史の質の違いというのがよく表れてて面白いですね。

アニメの「一休さん」のイメージしかなかった足利義満は、実はかなりのやり手だったとか、
足利義教は、実はくじ引きで将軍に選ばれたとか、
いろいろ知らないことがたくさんわかって、すごく面白かったです♪

にしても、室町時代というのは、いろいろなことがありすぎて、
タイヘンな時代だったのですね。。(詳しくは本書を読んでね)

次の巻も楽しみですスマイル





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最終更新日  2009.03.22 13:51:31
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