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カテゴリ:読書/歴史系
時は乱世。
天下統一を目指す秀吉の軍勢が唯一、落とせない城があった。 武州・忍城。 周囲を湖で囲まれ、「浮城」と呼ばれていた。 城主・成田長親は、領民から「のぼう様」と呼ばれ、泰然としている男。 智も仁も勇もないが、しかし、誰も及ばぬ「人気」があった―。
なるほど。 「のぼう」とは「でくのぼう」の略だったのね…(^_^;) 面白かったですー! のぼう様こと成田長親のキャラ、イイですねぇ~(笑) まあこの人の場合、将器がでかいというより、ただの変人だと思いますが(笑笑) 人徳があるないではなく、 生まれたまんまの赤ん坊のような人間だったからこそ、まわりのみんなが助けてあげたくなる。 そんな人だったですね。 でもやっぱり、開城と決めていたのに、 のぼう様の独断で戦にしたのは将としてどうかと思うぞ。。 …つって、それだと小説にならないか(笑) まあ話題作だったので本書を読んでみたワケですが、 なんていうか、歴史モノなんだけど現代モノを読んでいる感覚だったですね~。 登場人物も、なんだかとても現代人的だったし。 だからこそ読みやすかったわけですが、 あんまり戦国の香りを楽しめなかったという点では、個人的にはちょっとマイナスかな。。 この「のぼうの城」は、 新しい感覚の、若者向けの歴史小説なんだなという感じがしましたね(^_^) でもやっぱ、戦国モノって面白いですよねぇ♪ 来年(2011年)のNHK大河「江」は戦国時代の話だし、 その影響でワタクシも来年は戦国モノを読む機会が多くなるかもしれません 現在は文庫版も出てますね。 ↓ ↓
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最終更新日
2010.12.29 11:12:00
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