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カテゴリ:読書/小説
気鋭のミュージシャン橘章次郎のもとに、
米国の大富豪から有名ジャズコンサートへの出演依頼が届いた。 突然の大抜擢に驚く橘だが、それは日米政府を巻き込む暗闘の始まりだった…。 正体不明の勢力が入り乱れ、謎と危機とが連続する、長篇国際謀略活劇。
本書は、1983年に刊行された「海神の戦士」を改題したものになります。 巻末の解説を読むと、 会社勤めをやめ、本格的な作家活動に取り組む決意を固めたのちの第一弾ということですから、 かなり初期の作品ですよねぇ~ 海神、UFOという伝奇チックなものと、 初期の作品の要素のひとつでもあるジャズを合体させた、 どちらかというと「奏者水滸伝シリーズ」的な話だったですかねー。 まあ昔の作品ですからちょっとB級感は否めないですが、 のちの今野作品をいくつか彷彿させる、原点のような作品だったと思います。ハイ。 しかし、敏様作品、どんどん復刊されてますよね~(^_^) もうほとんど復刊され尽くしたのでは…? ファンとしてはありがたいことです お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.01.25 18:21:07
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