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カテゴリ:読書/歴史系
天下取りの見果てぬ夢を追い求めて関ヶ原盆地に群れ集った10数万の戦国将兵たち…。
老獪、緻密な家康の策謀は、三成の率いる西軍の陣営をどのように崩壊させたか? 両雄の権謀の渦の中で、 戦国将兵たちはいかにして明日の天下に命運をつなぎ、また亡び去ったのか? 戦闘俯瞰図とも言うべき雄大な描写の中に、決戦に臨む武将たちの人間像とその盛衰を描く、 波瀾の完結編。
面白かった~ やっぱり司馬さんは凄い!! まるでタイムマシンで行って見て来たかのようなリアルで臨場感溢れる筆致!! 本当に人物洞察が鋭くて、登場人物たちが生き生きとしていましたねー。 本当に本当に素晴らしかった! しかし関ヶ原の戦いって、なんとも複雑な戦いですよね。 結局、家康と三成の政治力の差が出てしまった…と言ったらいいのでしょうか。 幾度も修羅場をくぐり抜けてきた家康の老獪ぶりに、三成は到底及ばなかったですね。。 三成は事務的能力には優れていても、戦には向かない文官タイプの人であり、 頭は抜群に良くても、「横柄者」と言われた性格が災いしちゃった感じ? それに三成、関ヶ原決戦の前に下痢ピーになっちゃうって…(爆) なんとも哀れなヤツよ(笑) そこらへんがもう運(ウ○チではない)に見放されてるような…(苦笑) しかし最期は気の毒でした。。(T_T) 三成側では大谷吉継、島左近の奮闘ぶりが見事でしたね むっちゃカッコよかった~! その漢ぶりにかなり泣けちゃいましたよ…(>_<) 家康側では、福島正則が妙に印象に残りました。 まるで暴風雨のようなキャラですが、(笑) でもこの男が終始家康の戦略構想における重要なカギになっていたとは面白い♪ あの性格に、家康はハラハラしっぱなしでしたね~(笑) あ~やっぱり戦国時代って面白い 今後もどんどん戦国モノを読んでいきたいと思いますー お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012.03.30 19:47:53
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