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カテゴリ:読書/小説
桜琴の名手として名高い美貌の楽人・夜船は、盲目だが"通視"という不思議な眼力を持っている。
美しい姉・真昼に人倫を越えた恋情を抱く夜船は、真昼を奪った義兄の深海を恨み憎んでいる。 ある日、絵頭の国の外交官でもある深海に、通視の力を使って人捜しをしてほしいと頼まれる。 その人物とは、神秘の古代火器・炎竜舌を操れるただ一人の科学者・華殊光…。 竜の炎をめぐって、男女の緊迫した思惑が絡まり合う、灼熱のファンタジー!
久々にファンタジーなどを読んでみました。 うん、やっぱりファンタジーは主人公が美形に限るなぁ~♪ この作品を最後までなんとか読み終えたのは、ひとえに主人公が美形だったからです!ハイ(笑) 主人公・夜船は、たぐいまれな美貌を持つ楽士。 盲目なれど、他人の眼を借りて物を見ることができる『通視』という能力を持ち、 その能力で国の危機を救う…という話です。 が、この夜船が極度のシスコン(笑) まあその理由はわからないでもなかったですけどね…。 でも全体的にみると、 ご都合主義とはいいませんが、ちょっと話をつくりすぎてる感はあったかな。 もう少し自然な流れで物語が展開すればよかったのですが。 特に後半は、んん?と思う面もありましたね。。 そしてできれば登場人物ももう少し人物像を掘り下げて欲しかった。 結局、真昼が深海のどういう所に惹かれたのか、あんまりよくわからなかったしなぁ~。 男としてどういう魅力があったのでしょうか?? 深海…。 もうちょっとキャラたてがしっかりしていれば、物語に奥行きが出たのではないかと思いますが、 それだと枚数に収まらなくなっちゃうか。。(ただでさえ分厚いのに) まあでも、美貌の夜船の描写を読んでいるだけでキュンキュンできたからいっか!ってことで(笑) …オイラって単純だね(^_^;) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012.06.23 20:09:05
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