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テーマ:台本をつくろう(40)
カテゴリ:M亜門でなく『T阿門』
【水手黄門】は平成7年(1995年)初演です。
水戸黄門の主題歌「ああ人生に涙あり」を下手で歌う。 布団の準備 (上手に準備) ナレーター:水戸黄門様は体調を崩し、ふとんのなかで危篤状態(ライトをあてる)。その周りを取り囲むように角さん、助さん、風車のヤヒチ、うっかり言えない八衛兵(「うっかり八衛兵」の弟)、クノイチお銀がその様子を見守っているところからこのもの語りは始まります。 水戸黄門:[危篤状態](苦しそうに)う~。 角さん:御老公、大丈夫でございますか。 助さん:御老公、気をしっかりしてください。 水戸黄門:角さんや、助さんや。私はもう長くはない。・・・そこで二人に頼みがあるんじゃが、聞いてくれるか。 角さん助さん、二人が顔を見合っ見合わせてから 助さん:御老公、それは何でございますか。 水戸黄門:うん。もう私はこれから全国漫遊の旅に出かけることは無理じゃ。そこで私の代わりに弟と一緒に行ってはくれいないか。どうか、私の最期の頼みじゃ。 角さん、助さん、顔を見合わせて驚く。 助さん:御老公、それだけはやめておいた方がよいかと思いますが・・・。 水戸黄門:しかし、世のため人のための全国漫遊は誰がいったいやるというのじゃ・・・ゴホゴホ(せき込み、苦しむ)・・・角さんや、助さんや頼んだぞ・・・(息を引きとる)。 角さん助さんの後ろに座っていた風車のヤヒチ、うっかり言えない八衛兵、クノイチお銀も水戸黄門のところに近寄って、 5人で:ご隠居!(泣き崩れる) 助さん:角さん。 角さん:(うなずきながら)助さん。皆、これから水手藩に行って御老公の弟君に会いに行こう。俺たちには、全国漫遊の旅をしながら悪者どもを懲らしめなければいけない。そして、困っている人たちが私たちを待っている。そのためにもその方法しかない。 四人で:(うなずく) 水戸黄門の主題歌「ああ人生に涙あり」が流れる(ライト:・フェードアウト) 人気blogランキングへ 水手藩の藩主はどんな人物なんでしょうか お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年12月01日 12時54分26秒
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