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テーマ:台本をつくろう(40)
カテゴリ:M亜門でなく『T阿門』
そこへ、水手黄門が登場する。
水手黄門:角さん、助さん。ちょうど、囲碁も終わったことだし、全国漫遊の旅に私も出かけることにする。・・・(驚いた顔をして)どうかしましたか? 八衛兵:(水手黄門に近寄って)何のんびりなことを言っているんですか。こいつらおキリさんを手込めにしようとして、そこへちょうどおいらたちが出くわせて助けているところなんですよ。 水手黄門:そうか。良くわかった。うん。角さん、助さん。例のものを出しなさい。 角さん、少し驚きながらもすぐに角さんがふところから印籠を取り出し 角さん:ええ~い。静まれ。(助さんも一緒に言う)静まれ。この印籠が目に入らぬか。 (「ぱぱぱぱ~ぱあ」という例の音楽)皆びっくりする様子 角さん・助さん:この方は先の副将軍の弟ぎみ、『水手黄門(みてこうもん)』様にあらされるぞ。ええ~い。頭が高い。 三牧悪代官・越後屋、その他の者が驚き、土下座をする。 三牧悪代官・越後屋、その他の者:はっは~~~~~~~~~~~ 水手黄門:これ、三牧に越後屋。女を手込めにすることばかり考えているとは不届き千万である。よって、市中引き回しの上、獄門を申しつける。 八衛兵:お銀さん。やっぱり水戸の御老公の弟。威厳(オーラ)が感じられますね。ご隠居の弟ぎみ!さすが~ 助さん:八衛兵、口をつつしめ 水手黄門:(にこっと笑って)まあよいではないか。 クノイチお銀:はっつあん。ご隠居の前ではうかっかり言えませんね。 角さん、助さんが大笑い 水手黄門:角さんや助さんやいざ参ろうか。 角さん、助さん:ははあ。 水手黄門:かっかっかっ(高笑い) 水手黄門があるきその後を角さん助さんらが続く。 ナレーター:これから始まる「水手黄門」様に全国漫遊。最初は行こうともしなかった水手黄門だったが、やはり期待されると人間はそれに答えようとする。どこでも誰でもが主人公であることがわかっていただければと思い、このお話は終わりにしたいと思います。 終演 人気blogランキングへ!ココをクリック! ココもクリック! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年12月11日 10時18分20秒
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